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2014年10月 9日 (木)

気になるニュース 687

 

教訓という言葉を知らないのか・・・
引用書き起こし開始。 

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【別冊 南海日日新聞】 原発事故時の備え 甘すぎ ヨウ素剤配布 対象者の48 



四国電力伊方原発の放射能漏えい事故時に甲状腺被ばくを抑制する安定ヨウ素剤の2回目の事前配布が5日に愛媛県伊方町内であった。928日の1回目と合わせて計2653人が受け取ったが、これは対象者の48.3%にすぎない。町民はヨウ素剤の効果よりも事故そのものを強く恐れているようだ。
 


事前配布の対象者は、原発から5キロ圏内に住む3歳以上の伊方町民5494人。2日間とも町民会館など2カ所で配られた。ヨウ素剤を受け取った女性(70)は「ないよりはいいが、飲むような事態になったら大変だ。近所の人は、事故になったら逃げられんと言っている。(原発は)このまま動かんでほしい」と声を潜めて語った。
 

筆者は伊方町の担当者に疑問点をただした。まず5キロ圏外の町民はどうするのか。担当者は「避難指示が出た場合には、自家用車で避難してもらうのでヨウ素剤は必要ない。自家用車に乗れない人は町がバスを用意する」と説明したが、町の保有バスはスクールバスを入れても25台、収容定員は580人分しかない。自家用車やバス利用者の見込み数は「想定できない」とあいまいだ。
 

地震を伴う複合災害の時の地滑り、道路の崩壊による集落の孤立について聞くと、「どの集落も道は数本あるので孤立する集落はない」と言い切った。伊方町に隣接する八幡浜市でさえ20集落が大地震時に孤立する可能性があると想定されている。しかし、伊方町の担当者は「各自治体で(孤立)想定が違うのではないか」とけむに巻いた。旧伊方町誌に「伊方町の地形の特色は、第一に低いが険しい山地が多い」「雨期に地滑りを起こし、耕地や道路を押し流すことが多い」などと記されていることを知らないのだろうか。ヨウ素剤を事前配布しただけでは、何の解決にもならない。(近藤誠・元南海日日新聞記者)=随時掲載




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2014108日 東京新聞朝刊 こちら特報部:[話題の発掘]より 

 

 

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