« 気になるニュース 660 | トップページ | 気になるニュース 662 »

2014年8月24日 (日)

気になるニュース 661

 

さっさと出せっつーの。
引用書き起こし開始。 

--------------------------------------------- 



*福島の原発訴訟 大震災級の10メートル津波 「2000年想定あるはず」 



福島第一原発事故をめぐる損害賠償請求訴訟で、原告が求めてきた津波の高さ想定を2倍に引き上げて分析した資料を、国
 

が提出した。非常用ポンプの水没などの記載がある。たた、資料は1997年のもので、原告側は「2000年に東日本大震災規模の津波を想定した資料も存在するはず」と、あらためて国に提出を求めている。(白名正和)


97年「津波高さ2倍」国、資料提出したが…
 

除染や損害賠償を求めて訴えているのは「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟」原告団の約2600人。
 

この訴訟で、国は先月、上申書と添付資料を提出した。上申書には「電力会社らから提出されたと認められる資料」と説明があり、資料には「平成9725日」の記載がある。
 

資料の中で「津波」と明記されているのは、「7省庁津波評価に係(かか)わる検討結果(数値解析結果等の2倍値)について」と題した表だ。福島第一原発を意味する「1F」は津波の2倍値が「9.5m」、検討結果は「非常用海水ポンプのモーターが水没する」と記載されている。
 

1993年の北海道南西沖地震後、97(平成9)年に旧建設省や気象庁など7省庁が津波対策を見直したことと関係する資料のようだ。原告側の馬奈木厳太郎弁護士は「旧通商産業省が津波想定を2倍に引き上げるように電力会社に要請したことを受けての試算ではないか」とみる。 

「『太平洋沿岸部地震津波防災計画手法調査』への対応について」という表題の文書もある。この調査も北海道南西沖地震を受けたもので、旧建設省など4省庁による調査の名称だ。文書には、「十分な精度とは言えない検討結果を基に想定しうる最大規模の津波の数値を公表した場合、社会的に大きな混乱が生ずる」「具体的な数値の公表は避けていただきたい」と、電力会社の要望らしい文言が並んでいる。
 

ただ、この資料を見ただけでは、福島第一原発が受ける被害想定ははっきりしない。「こちら特報部」は法務省に対し、資料内容の説明を求めたが、担当者は「次回期日(の口頭弁論)で必要な範囲で回答を予定している」と回答した。
 

原告は133月の提訴以降、津波の想定高さを2倍に引き上げた資料の提出を国に求め続けてきた。これまで、国は「当時の資料が現存しない」などと主張していたが、先月になって突然、今回の資料を提出した。
 

しかし、「原告が求めているのは、電力会社らでつくる電気事業連合会(電事連)が002月に国に提出した資料だ」と久保木亮介弁護士は言う。
 

資料が存在する根拠は、国会事故調査委員会報告書の添付資料だ。各原発ごとに、津波の高さ想定を1.2倍、1.5倍、2倍にした表がある。福島第一原発は3想定全てに、海水ポンプモーターが止まり冷却機能に影響が出るという意味の「✕」が付いていた。
 

表に記載はないが、報告書の本文には、福島第一原発の「1.2倍」は「5.96.2メートル」とある。この数値で計算すると、高さは最大10.3メートル。福島第一原発の敷地がある海抜10メートルを上回る。
 

電事連は「当時の資料が残っていないので分からない」と言うが、久保木弁護士は「国の要請で電事連が想定したのだから、国に報告してなければおかしい」と主張する。馬奈木弁護士は、「今回出てきた97年よりも新しい00年の資料も残っていると考える方が自然だ。国は資料を出すべきだ」と訴えている。




Photo

Photo_2


2014824日 東京新聞朝刊 こちら特報部:[ニュースの追跡]より 

 

 

« 気になるニュース 660 | トップページ | 気になるニュース 662 »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ