« 気になるニュース 542 | トップページ | 気になるニュース 544 »

2014年4月23日 (水)

気になるニュース 543

 

自然豊かな土地に・・・
引用書き起こし開始。 

---------------------------------------------------------- 



【別冊 南海日日新聞】 自然恵まれた佐田岬半島 ど真ん中に伊方原発 



四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)がある佐田岬半島を遅ればせながら紹介したい。半島の自然と歴史を知ることは、再稼働問題を考える上でも大切だ。
 



四国西端から九州に向かって突き出た半島の長さは、東西40キロメートル、南北50.8キロメートル。「日本一細長い半島」と呼ばれるゆえんだ。半島の北側は瀬戸内海、南側は、太平洋の黒潮が流れ込む豊後水道・宇和海に面している。
 

古くから住民の生活を支えてきたのは、沿岸の豊かな水産資源に恵まれた漁業である。明治時代には銅鉱採掘の鉱業、大正時代には養蚕も盛んだったが、昭和30年代以降は、かんきつ栽培が漁業と並ぶ基幹産業だ。原発計画が持ち上がった1969年当時、半島部4町だけでも33758人が暮らしていた。伊方町の人口密度は、1平方キロメートル当たり305人と全国平均を上回った。
 

働き盛りの男性の多くは出稼ぎに出た。酒造りの技術を擁した「伊方杜氏(とうじ)」は広く知られている。実は、福井県の敦賀原発などで働いた人たちが、原発の危険性を知り、自分たちの故郷に原発はいらないと考えるきっかけにもなった。
 

筆者が伊方原発問題に関わり始めた71年ごろ、瀬戸内海地域の海岸線利用状況の調査が行われた。それによると、瀬戸内海沿岸の総延長は約5800キロメートル、関係自治体は125市町だった。その中でも、ほとんど人の力の加わっていない「自然海岸」を有する自治体は、沿岸部の自然度が100%の伊方町だけだった。自然度90%以上の自治体は、伊方町を含む8町しかなかったが、自然度98%以上の上位4町は佐田岬半島に位置していた。そのど真ん中に温排水を垂れ流す原発を建設しようというのだ。当時は原発の危険性の知識が不十分だった筆者も、計画に反対する住民を支援することを決意した。(近藤誠・元南海日日新聞記者)=随時掲載




Photo


2014423日 東京新聞朝刊 こちら特報部:[話題の発掘]より 

 

 

 

 

« 気になるニュース 542 | トップページ | 気になるニュース 544 »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ