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2014年4月22日 (火)

気になるニュース 542

 

地殻変動があるといいな~・・・
引用書き起こし開始。

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【記者の眼】 高い内閣支持率の危うさ/関口克己 



安倍内閣の支持率が発足から14カ月を経ても、高い水準を維持している。政権は安泰に見えるが、世論調査を細かく分析すると地殻変動の兆しも見える。安倍晋三首相は、慢心すれば痛いしっぺ返しがあることを肝に銘じる必要があるだろう。 



◆「改憲」「原発」反対が過半数
 

共同通信社の世論調査では、安倍内閣の支持率は昨年12月上旬を除き50%を上回る。4月は59.8%と6割目前だ。小泉政権後の歴代首相が支持率の下落傾向に苦しみ、1年もつかどうかの状況を繰り返したことを思えば、首相の勢いは特筆すべきではある。
 

だが、首相に自覚してほしい。自らを脅かすライバルの不在が、国民の消極的支持につながっていることを。政権発足以来、調査では首相を支持する理由で「経済政策に期待できる」がずっと高かったが、徐々に低下し、4月は「ほかに適当な人がいない」が29%で1位だったのだ。
 

民主党は、政権担当時に失った国民の信頼をいまだに回復できない。日本維新の会、みんなの党も内部対立などでエネルギーを内向きにしか使えず、政権と対決するどころではない。
 

自民党に目を移せば、かつて首相を送り出す機能を担っていた派閥の力は落ちた。公認候補が1人の小選挙区が根付いた今、公認権を握る首相の支持率が高ければ、不満を持つ議員も沈黙するしかない。
 

しかし、最近の世論調査は、内閣支持のもろさを映し出している。
 

集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更や、原発推進を鮮明にしたエネルギー基本計画の閣議決定などは反対が過半数を占める。いずれも首相肝いりの政策だ。首相が胸を張る景気回復も、消費税率8%への引き上げでどうなるかは分からない。
 

7年前の第1次安倍内閣で、首相は小泉氏の後継者として当初は高い人気を誇ったが、閣僚の不適切発言などで支持率が低下。国民投票法などを強引に成立させると、さらに世論の反発を招き、自民党内にも政権批判が広がった。首相は参院選で大敗、在任1年で退陣した。 

今、ほころびの兆候が出始めているのではないか。各地の地方議会で、集団的自衛権の行使容認に反対する意見書の可決が相次ぐが、自民党系会派が賛成したケースも多い。
 

「安倍政権は常識から離れすぎている。やりすぎだ」。ある地方議会で、行使容認に反対する意見書に賛成した自民党議員が私に語った言葉を、首相に届けたい。(政治部)




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2014422日 東京新聞朝刊より 

 

 

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