« 気になるニュース 552 | トップページ | 東京新聞 【考 集団的自衛権】 »

2014年4月30日 (水)

本音のコラム 2014/4/30

偏西風について検索してしまった・・・
引用書き起こし開始。

--------------------------------------------------------------------




【本音のコラム】 立地の問題
 斎藤美奈子



広瀬隆さんの講演録を読んでいて、シンプルかつ重大な事実に今さらながら気がついた。


日本列島の上空には偏西風が吹いている。九州や四国に上陸した台風の進路予想図を思い出していただきたい。必ず北東方向(地図上の右上方向)に進みますよね。


原発事故で放出された放射性物質が拡散する経路もこれと同じ。現在、再稼働に向けて最優先で安全審査が進められている川内原発(鹿児島県)は、九州の南西部(地図上の左下)に位置しており、ここで事故が起きたら日本列島をなめるような形で放射性物質が全国に拡散するのは必至。


四国の西端(地図上の左端)に位置する伊方原発(愛媛県)で事故が起きた場合も、瀬戸内を死の海に変え、やはり被害は全国に及ぶだろう。九州の北西部に立つ玄海原発(佐賀県)や山陰地方の真ん中あたりにある島根原発(島根県)の事故は日本海を直撃する。


どこに立地していようと原発が危険なことに変わりはないけれど「よりにもよって、なんでこんな場所に建ててんだ!」な思いを強くする。


福島第一原発から漏れた放射性物質の
8割は太平洋に流れたという。それでも避難者は13万人超。13日の伊方町長選でも27日の衆院鹿児島2区補選でも原発の再稼動は焦点にならなかった。西日本の原発立地地域の責任はことのほか重いのに。(文芸評論家)




Photo_3

2014
430日 東京新聞朝刊 23面より

 

« 気になるニュース 552 | トップページ | 東京新聞 【考 集団的自衛権】 »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ