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2014年3月14日 (金)

気になるニュース 496

 

閉ざされた官邸・・・
引用書き起こし開始。

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*初の閣議「議事録」 要旨のみ 見せかけ公開?

安倍政権は来月から、閣議と閣僚懇談会の議事録を作成して公表する。明治以降、初の試みだ。ただし、要旨だけだという。「秘密」を増やす中、「見せかけの情報公開では」という批判も聞かれる。(篠ケ瀬祐司)


◆「秘密」を増やす中…

閣議などの議事録は1885年の内閣制度発足以来、全く作られてこなかった。「特に重大な国家機密や高度に政治性を有する事柄も含まれ、自由に忌憚(きたん)なく(議論が)行われる必要がある」。理由について1999年、当時の野中広務官房長官がこう国会で答弁している。

内閣府によると、情報公開法に基づき、請求があれば現在も話し合った案件項目は公開される。閣僚の「発言要旨」も公開されるがこれは事前に閣議に提出された法案説明の内容など。議論された内容は記録がないので公開されない。

議事録を作成・公表する方針は4日の閣議で決まった。杉田和博官房副長官が7日、閣議と閣僚懇について開催日時や場所、発言内容を記載した議事録を作成し、約3週間後に首相官邸のホームページに掲載する方針を明らかにした。

だがどうも限定的だ。まず、録音はせず、陪席者のメモを基にするから、詳細な議事録作成は期待薄。そもそも最初から掲載する閣僚の発言内容は要旨にとどめる予定だという。

これでは、議事録でなく議事要旨だ。恣意(しい)的に不都合な部分が削られても検証は難しい。

従来は閣議を終えた後、官房長官や各閣僚が記者会見で、議論した概要を説明してきた。来月から公表される内容が、これまでの会見内容と大差ないこともあり得る。

連立与党の公明党の山口那津男代表は昨年10月の臨時国会で、閣議などの議事録作成・公表を定める公文書管理法の改正を求めていた。安倍首相は「調整、検討を行った上で提出したい」と答弁では前向きだったが、結局、法改正は見送られてしまった。

国家安全保障会議(日本版NSC)など、重要な政策を決める閣僚会議の議事録作成・公表も議論されているが、杉田氏は「閣議などの対応を踏まえ、必要な措置を検討する」と言い、こちらも要旨にとどまりそうだ。

実は民主党政権は2012年秋、閣議などで議事録を作成し、原則30年後に公表する方針を決めていた。他の閣僚会議の議事録などは10年後に公表するなど、公文書管理法を改正する予定だったが、政権交代で立ち消えた。

民主党の動きは、有識者らによる検討チームの提言が基になっている。チームの元メンバーで情報公開に詳しい三宅弘弁護士は「議事録は、政策決定過程を記録として後世に残すために必要だ」。3週間後に公表が予定される以上、表に出せない発言は削除されそうだが、「今後、どのようなものが出来上がるか見守る必要がある」と監視をする必要性を訴える。

同じく元メンバーの民主党の藤本祐司参院議員は「杉田氏の説明通りなら、現政権の姿勢は後退と言わざるを得ない」と厳しい。

「当時も、議事録を作成・公表すると自由な議論を妨げるという意見が出たが、表に出せない無責任な発言をすることが間違いで、詳細な議事録を作ることになった。都合の悪い部分が削られても分からない議事録は、『情報をオープンにしています』と言いたいがための措置に見える」



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2014314日 東京新聞朝刊 こちら特報部:[ニュースの追跡]より 

 

 

 

 

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