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2014年3月14日 (金)

気になるニュース 495

 

サクサク進む・・・
引用書き起こし開始。

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*規制委、川内原発を優先審査 自民の圧力に配慮?


原子力規制委員会による原発の新規制基準への適合審査で13日、九州電力川内(せんだい)原発12号機(鹿児島県)が再稼働第1号になりそうな情勢になった。この日の規制委は、水曜日の定例会合をずらし、早朝に米国から帰国したばかりの委員も集める異例の対応ぶり。その日のうちに自民党に報告する手際の良さだった。背景には「早期の再稼働を」と圧力をかける自民党への配慮が見え隠れする。(清水祐樹、山川剛史)


◆原発再稼働までの流れ
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◆強行

「来週も委員が海外出張する。また遅れてしまうので、日程をずらしてでも会合を開いた。今日くらいの時期に(優先して審査する原発を)判断しましょうということだった」

田中俊一委員長はこの日夕の記者会見で、拙速な判断ではないかとの質問に対し、こう答えた。

規制委の会合は水曜日が定例日で、これまで45回のうち、曜日をずらしたのは、各省と原子力防災訓練の準備に追われた昨年94日の1回しかない。

ルール上、委員が1人欠席しても会合は成り立つものの、適合審査には地震・津波の想定と、事故対策(設備)の2分野がある。米国出張中だった更田(ふけた)豊志委員は事故対策の担当者で、地震・津波担当の島崎邦彦委員長代理と更田氏の両方がそろわないとゴーサインが出せないとの判断になった。

田中委員長が219日の定例会合で「23週間後くらいに優先審査の原発を決めましょう」と提案したのは事実だが、強行軍での決定の印象は拭えない。


◆公然

もう一つ気になるのが、自民党との関係だ。規制委はこれまでも「『独立』と『孤立』は違う。広く関係者の声を聴くべきだ」と電力業界の声を聴くよう求められたり、党有志の議員連盟から、再稼働審査は「効率的かつ迅速に行う」よう公然と圧力をかけられる状況が続いている。

この日の午前中に川内原発の優先審査が決まり、規制委事務局の森本英香次長は午後4時から自民党本部で開かれた原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)に結果を報告。

鹿児島県を地盤とする議員からは「今後のスケジュールを教えてほしい。それが最大の関心事だ」と再稼働時期の見通しを示すよう求められ、森本氏は「こちらで示すのは難しい」。

今後、規制委が実施する予定の意見募集や公聴会に関しては、「その分、審査が延びるのではないか」と早期の審査終了を求める声が出た。森本氏は「ほかの作業と並行して進めるので遅れることはない」と答弁に追われた。


◆忘却

優先して審査する原発を決める狙いは、こう対応すれば早く合格するという見本を提示することで、他の電力会社を誘導することにある。結果的に、早期の再稼働にもつながる。

その一方で忘れられているのが、原発を稼働させれば行き場のない使用済み核燃料が増えることと、事故が起きても地元住民が早く安全に避難できるような状況にはないことだ。田中委員長も「規制基準と地域防災は車の両輪」(10日の参院予算委員会で)と明言しつつ、積極的に防災計画の充実に乗りだそうとはしていない。

さらには事故の被害は兆円単位に及ぶのに、損害賠償制度は1200億円のままという問題も忘れられている。これは国会が決議で約束したことだ。



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2014314日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014031402000135.html

 

 

 

 

 

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