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2014年2月 9日 (日)

気になるニュース 433

 

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会はこちら。併せてこちらも。
引用書き起こし開始。

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*「9条にノーベル平和賞を」署名2万超 「改憲阻止に外圧 妙手」


神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん(37)が一人で始めた「憲法9条にノーベル平和賞を」という活動で、24887の署名が集まり、ノーベル委員会への推薦を済ませた。「改憲に傾く安倍政権を、国際的な力で穏便に止める妙手だ」と期待の声が上がる。(出田阿生)


2012年の欧州連合(EU)の受賞がヒントだった。鷹巣さんが署名活動を始めたのは昨年1月。次第に人が集まり、8月に市民実行委員会ができた。

問題は、ノーベル委が認めた賞への推薦人を探すことだったが、推薦人の資格を持つ学者らが関心を持ってくれた。結局、今月1日のノーベル委の締め切りまでに、学者ら42人が推薦人に名を連ねた。個人か団体でなければ受賞できないので、実際は「憲 

9条」ではなく、「9条を保持する日本国民」という形で推薦された。

実行委に手紙やメールで寄せられた書名の多くに、「素晴らしい発想」 「体調が悪いが、近所を回って少しでも集めたい」 「フェイスブックで世界中の友人に書名を呼びかけた」などの添え書きがあった。

改憲を目指す安倍政権への危機感がにじむものも。太平洋戦争の体験者からは「89歳で、少年時代から戦争だった。約70年平和が続いているのは憲法のおかげ」 「敗戦の年に満10歳で、空襲や機銃掃射で怖い思いをした。こんなことはもうごめんだ」。若い世代からも「日頃、憲法を考えない人にも目を向けてもらうきっかけになる」という声が寄せられた。

署名も受賞を後押しする一定の効果がありそうだ。一人でノーベル委事務局に問い合わせているときには、何の反応もなかったが、多数の署名を添えてメールを送ると、すぐに返信があった。鷹巣さんは「地味なようで、署名の力が大きいことに驚いた」。

過去の受賞者をみると、政治色が非常に濃いことが分かる。非核三原則制定が評価されて日本人で初めてノーベル平和賞を授与されたのは佐藤栄作元首相だった。「核武装に原則的には反対していなかった」という批判も絶えないが、受賞が「非核三原則」を守らせることに一役買っているという意見もある。

9条」受賞で、国民の代表として受け取るのは安倍晋三首相かもしれない。署名集めに協力した相模原市の男性は「歓迎すべき矛盾だ」と話す。

神戸女学院大の内田樹名誉教授(フランス現代思想)は「9条を解釈で骨抜きにし、21条(表現の自由)は特定秘密保護法で制約をかける。NHK経営委員の人事にも手を出し、世論誘導をして中国と戦争をしたがっているようにみえる。署名の多さは、『変な空気』を感じる人が増えている表れだろう」と分析し、「国内の護憲勢力では守りきれないので国際社会に訴えるのは、とっぴな話ではない」と評価する。

「自民党の改憲草案には、米国をはじめ世界各国が危機感を抱いている。9条保持は世界の願い。平和賞は外圧とはいえ内政干渉にはならない。改憲を阻止する妙手といえますよ」

実行委は今年、平和賞を逃してもあきらめない。来年も見据え、署名や推薦人集めの活動を続ける。


【過去の平和賞受賞者】
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201429日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 

 

 

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