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2014年2月 4日 (火)

気になるニュース 429

 

核燃料工場の燃料を積んだ車が普通に走ってるのにルートを知らされないことを311以降に知った・・・
引用書き起こし開始。

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【別冊 南海日日新聞】 核物質輸送ルート


四国電力は3月までに、伊方原発2号機(愛媛県伊方町)の使用済み核燃料14体を日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)に海上輸送する計画だ。具体的日時や詳細なルートは従来通り、テロ対策を楯に「秘密」である。


◆海の事故と隣り合わせ

筆者は1975年から2年間、愛媛県八幡浜市の八幡浜港を基地とする小型底引き網漁船の漁船員として働いた。豊後水道海域での漁を終えて帰港の途中の出来事だ。「おい、あれを見てみい」と叫ぶ船頭の声で、その方向に目を凝らした。海面の中に黒っぽい棒状のものが、白い波をたてながら船の進行方向横切る形で動いている。「ぶつかるぞ」と思ったとき、船頭は漁船をとめた。すると「棒」の前進も止まった。

その直後、海面に響き渡る「ゴゴー」という大きな音とともに、真っ黒い鋼鉄の潜水艦の船首が海面を突き破るように現れた。船頭は、すばやく船を動かして潜水艦の前を猛スピードで横切った。潜水艦は漁船には気づいていなかった。もし船頭が何もしていなければ衝突していたに違いない。「海の銀座」と呼ばれる豊後水道の浅い海面下を潜望鏡だけで潜航して走る無謀さに腹が立つと同時に冷や汗をかいた。

845月には高知県・室戸岬沖で、潜航中の海上自衛隊の潜水艦がインドの鉱石運搬船に衝突した。高知沖海域は、伊方原発や九州の川内原発、玄海原発への核物質輸送ルートになっている。

日本周辺の海域では今でも、米軍や自衛隊の潜水艦が日常的に軍事訓練を実施しているが、その姿は民間の船舶には見えない。これでは、いつ衝突事故が起きても不思議ではない。

90年代前半、当時の科学技術庁は「テロ対策」と称して核燃料の輸送情報を非公開とするよう各電力会社に通達したとされる。それ以降、すぐそばの道路や海上を危険な核物質が輸送されていても、住民には何も知らされないままだ。特定秘密保護法が施行されれば、電力会社や国の秘密主義は一層強まる。(近藤誠・元南海日日新聞記者)=随時掲載


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201424日 東京新聞朝刊 こちら特報部:話題の発掘より 

 

 

 

 

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