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2014年1月15日 (水)

気になるニュース 402

 

老人は腹をくくってるけど若い世代は?・・・
引用書き起こし開始。

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*安倍政権暴走許さない 秘密法廃止 ジャーナリストら共闘


特定秘密保護法の廃止と、安倍政権の強硬姿勢に歯止めをかける-。「日本ジャーナリスト会議(JCJ)」と「マスコミ九条の会」を中心に、ジャーナリストたちが動き始めた。呼び掛け人は62人。そのうちの5人が14日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、「市民の連係が重要だ」と訴えた。(白名正和、鈴木伸幸)


◆愛国心強化 怖い/原 寿雄さん

元共同通信記者でジャーナリストの原寿雄さん(88)は、安倍政権が「愛国心」教育の強化を目指していることを憂慮する。

戦時中、「自分も天皇のために命をささげる。靖国神社に奉られると思っていた」。教育勅語に基づく教育に毒され、「そこまで考えさせられていた」という。海軍を志願。「小さな帝国主義者だった。当時の自分を再び作り出すような愛国心教育はいけない」

戦後、「なんてばかばかしい教育を受けたんだ」と気付かされたが、反省もある。海軍経理学校で迎えた敗戦の時、既に二十歳だった。「(大人として)自分の判断をするべきだった。自分にも責任がある」とむやみに政府を信じた愚かさを痛感するだけに、「忠君愛国の人間をつくった戦時中のような動きを再現することは許せない」。

昨年末の安倍首相の靖国神社参拝も批判し、「彼の国家主義をあらためて確認できた。放っておけば、日本を危険な立場に追い込むので、退陣してほしい」と話す。

国家主義が、「国民は政府に従えばよい」という考えになり、秘密保護法の成立につながったとみる。原さんは強硬姿勢の安倍政権をけん制するには、持続的なキャンペーンが重要と考える。「これまで物事が決まると、反対の声は小さくなりがちだった。しかし、秘密保護法は、法ができても報道を続けている。大きな意味がある」


◆最初の囚人 覚悟/沢地 久枝さん

「昭和史のおんな」などで知られるノンフィクション作家の沢地久枝さん(83)は「安倍政権の1年余。こんなにひどい政治はかつてない。秘密保護法の強行採決は、あっけに取られた。どんどん悪い方向に向かっている」と話しだした。

「世界は、知る権利を大切にし、情報公開を進めている。日本は逆行している。ただ、嘆いていても仕方がない。80を過ぎても、やれることはやらなければ。秘密保護法を私は無視する。潜りこんで(情報を)取ってきて、捕まえるのなら、最初の囚人になろうと思う」

沖縄返還に絡む密約を暴いた元新聞記者の西山太吉さんの事件に関する著書もあり、同事件に関する外交文書の開示を求める裁判に関わっている。「米国では文書は公開されている。それでも外務省は『密約はない』『関係文書は破棄した』と言い続ける。第一次大戦前、石川啄木が論評『時代閉塞(へいそく)の現状』を書いたが、今がそう」

安倍首相の靖国参拝についても、「靖国は戦争をやろうとした人たちの有効な道具だった。利用されることが分かっていれば、『入りたくない』と言った人はたくさんいたと思う」。


◆読者 客でなく友/むのたけじさん

大本営発表をそのまま報道したことを悔いて朝日新聞を辞めた反骨のジャーナリストむのたけじさん(99)は「安倍首相の発言は明治、大正、昭和初期の政治家と同じ。人類に苦しみ、悲しみを与える第3次世界大戦を誘発する」と話す。

むのさんは自身の反省も込めて語気を強めた。「第2次大戦は、1紙でも新聞が覚悟を決めて陸軍と戦えば、戦争を止められた。新聞は『お客さん』と思うのではなく、読者を報道の自由を守る仲間だと思って、一緒に権力と戦う気概を持たなければならない」

むのさんは「最後の戦い。今夜、死んでもおかしくない私だが、まだ死ねない」。都知事選にも「結びあえるところがあれば、幅広く結びあえればいい」と話した。


◆NHK介入 不安/小林 緑さん

国立音大名誉教授の小林緑さん(71)は、安倍首相によるNHK経営委員会の人事を懸念する。「2001年から07年までNHK経営委員を務めたが、『50代、女性、大学の先生、文化人』というキーワードに合ったから。私の人格や人間性は関係ない。経営委員会は議論をせずに承認するだけの存在だった」

安倍首相は官房副長官だった011月に旧日本軍の慰安婦問題を取り上げたNHKの特集番組について「公正中立な立場で報道すべきだ」と発言したことがある。「(政府の人事介入で)『みなさまの』ではなく『安倍さまのNHK』になってしまう」と、番組制作現場の委縮を懸念する。

「一昨年9月、『吉田隆子を知っていますか』という素晴らしい番組を放映した。新しい音楽を目指した音楽家で、思想犯として四度も投獄されたが、作曲を続けた。秘密保護法が施行されたら、そんな番組が放映できるのでしょうか」


◆未来にマイナス/落合 恵子さん

秘密保護法について、「知る権利を狭め、人と人が信じ合うことを壊す」とクレヨンハウス代表で作家の落合恵子さん(69)は批判した。ネーティブ・アメリカンの教育者ダイアン・モントーヤさんの「大事なことを決める時は、7世代先の子どもたちのことを考えよう」という言葉を引用し、原発再稼動や新設、改憲問題にも言及した。「たとえ今よくても、未来にとってマイナスになることは選んではいけない」

今回名を連ねたのは、主に高齢のジャーナリストだった。若い世代との連携の必要性を説き、「持てる場で可能な限り書き、話し合うことが重要」と話す。「秘密保護法や武器輸出3原則に関心がない人たちにどう声をかけるか、考えないといけない。自分の思いを表現できる場があるならどこにでも参加する」と訴えた。


[デスクメモ]
国民の生命、財産を守ることこそ、政府の最大の使命だ。しかし、戦前の政府は「国体護持」を最優先した。国民を死地に送り、空襲で無数の市民が犠牲となっても戦争を続けた。国家がなければ国民ではいられないが、全国民が死ねば国家はない。「一億玉砕」なんてとんでもない話だ。(文)


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2014115日 東京新聞:こちら特報部
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014011502000183.html

 

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