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2013年12月 5日 (木)

気になるニュース 348

 

「海軍飛行場」って書いてあるじゃん・・・
引用書き起こし開始。

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*太平洋戦争中 レーン・宮沢事件  「機密」とされた飛行場 事件7年前 絵はがきに


太平洋戦争中のスパイ冤罪(えんざい)事件とされる「レーン・宮沢事件」で、当時軍事機密とされた北海道根室市の海軍飛行場の存在が、事件摘発よりも7年以上も前に土産物の絵はがきと自治体要覧に記載されていた。関係者は「当局のさじ加減で、周知の事実も機密扱いになる典型例だ」と指摘する。


◆「当局のさじ加減次第」 秘密法案でも懸念

この事件では、北海道帝国大の学生、宮沢弘幸さんが1941(昭和16)年、根室の海軍飛行場の存在などを米国人夫妻に漏らしたとして、軍機保護法違反容疑で逮捕された。

「根室市歴史と自然の資料館」で所蔵していたのは、根室の地域新聞「根室日報社」が34年に発行した変わり絵はがき「根室千島鳥瞰(ちょうかん)図」。縦約15センチ、横約50センチのカラー印刷で、はがきに折りたたんで添付されている。

鳥瞰図は根室半島や北方領土、知床半島の地名、施設名などを紹介しており、鉄路(現花咲線)のすぐそばに、飛行機や軍事施設など海軍飛行場の様子が描かれている。根室駅や土産物店などで広く売られていたという。同資料館学芸主査の猪熊樹人さん(36)は「土産物のはがきに描かれていることが、軍事機密に値するのか」と驚く。

もう一つは、根室町(当時)が33年に発行した「根室要覧」で、海軍飛行場の名前が明記されている。猪熊さんは「飛行場の存在は当時、住民に広く知られ、根室第一飛行場と呼ばれていた」。

事件の公判では、弁護人が「新聞にも載っている周知の事実」などと主張したが、大審院(現在の最高裁)は「海軍が公表していなければ秘密に該当する」と退けた。

新たな記述の発見に、市民団体の「北大生・宮沢弘幸『スパイ冤罪事件』の真相を広める会」(札幌)の山本玉樹共同代表(84)は「海軍飛行場が秘密とは言えず、事件が当局のでっち上げだったことがあらためて証明された」と指摘する。

「特定秘密保護法案も判断を当局に委ねる部分が多く、宮沢さんのような犠牲者を再び出しかねない。国民はもっと真剣に考えなければいけない」と呼び掛ける。


[レーン・宮沢事件]
太平洋戦争が始まった41128日、北海道帝国大生(当時)の宮沢弘幸さんが、北大英語講師の米国人ハロルド・レーン、ポーリン・レーン夫妻に「根室の海軍飛行場」などの軍事機密を漏らしたとして、3人が軍機保護法違反の疑いで逮捕された事件。その後の裁判で宮沢さんとハロルドさんが懲役15年、ポーリンさんが同12年の判決を受けた。宮沢さんは4510月に釈放されたが、過酷な刑務所生活で衰弱し、472月に727歳で亡くなった。


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2013125日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 

 

 

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