« 気になるニュース 311 | トップページ | 気になるニュース 313 »

2013年11月14日 (木)

気になるニュース 312

 

議題に加えなかったのはマズイと思ってたからだよな・・・
引用書き起こし開始。 

--------------------------------------------------------------------


規制委 不可解な転換柏崎刈羽 再稼働審査へ


東京電力が申請していた柏崎刈羽原発67号機(新潟県)の再稼働について、原子力規制委員会は13日、審査を始めると決めた。この日の会合で、田中俊一委員長が突然、「審査は法的な義務」などと切り出し、各委員の同意を取り付けた。「福島第一原発の事故収束が最優先」とし、審査を凍結してきた姿勢からの転換となり、規制委は不可解な手続きで再稼働へと一歩を踏み出した。(大野孝志、清水祐樹) 


■東京電力柏崎刈羽原発をめぐる最近の動き
Photo_3


■提案

再稼働審査入りはあっさりと決まった。13日午前の規制委の定例会合。予定していた3つの議題を終え、田中俊一委員長が「(再稼働申請の)問題点の指摘まで(審査を)進めたらどうか」と提案した。

東電が柏崎刈羽原発の再稼働を申請したのは927日。規制委は、申請後に続発した福島での水漏れや単純ミスを重視。「福島と柏崎刈羽を別々に考えることはできない」とし、福島の対策が終わるまで、柏崎刈羽の再稼働審査は行わない、という姿勢を通してきた。

ところが、先月下旬に田中氏と東電の広瀬直己(なおみ)社長が面談してから風向きが変わり始めた。面談の中身は非公開ながら、田中氏の指示を受けて広瀬社長は今月8日、作業員の日当を増額するなど現場環境の改善策を公表。これが、「対策がきちんとされているかみて判断する。口先だけではだめ」と主張してきた田中氏の姿勢の軟化につながったとみられる。

会合で委員から「対策を実行してもらわねば納得いかない」 「絵に描いた餅。腹に入らなれば仕方ない」との意見が出たものの、審査開始への異論はなかった。


■規制

「審査は法的な義務だ」と田中氏は会合で他の委員委に述べた。審査をいつまでも凍結することはできないという意味で、他の委員が反論しにくい空気が流れた。

義務を定めている「法」とは何か。会合後の会見で、森本英香(ひでか)次長ら規制委事務局の職員は「標準処理期間だ」と挙げた。この期間は規制委の規則で定められ、再稼働申請では、申請から結論が出るまで2年となっている。

ところが、規制委の法務担当者に確認すると「2年とは、処理にかかる時間の目安を示したものにすぎない。行政機関を縛るものではない」という説明だった。実際、期間を過ぎても罰則はなく、過去の例でも標準処理期間を超えたことがある。

規制委の担当者は、関西電力や九州電力など、柏崎刈羽以外の6原発2基の再稼働審査に忙殺されている。新しい原発を審査するのは相当な負担になる。理由なく申請を放置することは許されないとしても、柏崎刈羽の審査を急ぐ大義名分にはならない。


■批判

政界からは、柏崎刈羽の再稼働を求める圧力が強まっている。

自民党の再稼働を推進する議連の7日の会合には、規制委事務局の職員が呼ばれた。その席で議員から「(福島を理由に)柏崎刈羽の審査入りを受け付けないのは情緒的ではないか」と規制委を批判する意見が出た。

突然の審査開始決定は、そうした声に押されたのか。田中氏は会見で問われると「政治的なことは関係ない」と否定。「東電に対する事務的な聞き取りが終わった。次は(本格的な議論をする)公開の審査しかない」と説明した。

それでも不透明感はぬぐえない。再稼働審査という重要案件を、定例会合の議題に事前に加えなかったことで、傍聴席からは批判が噴出。規制委への不信を招く結果になった。


Photo_4

20131114日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/index.html

 

« 気になるニュース 311 | トップページ | 気になるニュース 313 »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ