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2013年11月12日 (火)

気になるニュース 306

 

歴代の首相も現役時代は官僚の洗脳が効いてるんだろうか・・・
引用書き起こし開始。 

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*原発事故は「文明災」 細川元首相に聞く


本紙のインタビューで「原発ゼロ」の立場を鮮明にした細川護熙(もりひろ)元首相(75)。なぜ、原発はいらないと考えるようになったのか。民主党の野田佳彦政権の「生みの親」といわれるが、野田政権の関西電力大飯(おおい)原発34号機(福井県おおい町)の再稼働決定をどうして止められなかったのか。(聞き手・岩田仲弘、宮尾幹成)


◆引退後、認識改める 英汚染水問題が契機

──最初から「原発ゼロ」を目指すべきだと考えていたのか。

「参院議員だった1981年、エネルギー対策特別委員長として国内の原発を視察したが、当時は『安全でクリーンなエネルギーという通産省(現経済産業省)』の説明に違和感はなかった。首相在任中に試運転中の高速増殖原型炉もんじゅが臨界に達したが、この時も何の問題意識もなかった」

──では、いつから考えを変えたのか。

「政界を引退した後、英国セラフィールドの核燃料再処理施設から40年以上、大量の放射性汚染水が漏れ続けた問題をテレビ番組で見てからだ。日本でも青森県六ケ所村に再処理施設がある。『そこで大きな地震があったら本当に大丈夫なのか』と懸念を持った。厚生労働省のデータを調べると、乳がん発生率の高い県が東北地方に偏っていることを知った」

──そうした問題意識を持つようになってから、東日本大震災と福島第一原発が起きたということか。

「事故を目の当たりにして、原発について根本から問い直さないといけないと確信した。震災後、がれきを埋めて盛り土をつくり植樹する活動『瓦礫(がれき)を活(い)かす森の長城プロジェクト』に取り組んでいるが、福島県沿岸の人けのない町を訪れたこととも、本気で(脱原発を)やらないといけないとの思いを強くした」


◆大飯再稼働は疑問 教え子・野田氏に助言

──民主党の菅直人首相は在任中「脱原発依存」を表明したが。

「換算の主張したことは正しかったが、環境整備、態勢ができていなかった。ああいう(事故直後の)状況だから仕方なかったとはいえ、国民もいささか唐突な感じを受けたと思う」

──野田氏が首相になる際、小沢一郎元代表に反対する党内勢力の代表格とみられていた野田氏と小沢氏の会談を取り持った。日本新党時代から師弟関係の野田氏に「原発ゼロ」をアドバイスしたのか。

「首相就任の直前と直後に『脱原発で旗印を鮮明にすべきだ』とアドバイスした。ただ、野田氏から明確な返答はなかった」

──野田政権は201112月に福島第一原発の事故収束を宣言し、127月には大飯原発を再稼働した。

「収束宣言の判断は誤りだった。大飯の再稼働も疑問に感じた。どうしてそういう話になったのか、非常に疑問だったが、後の祭りだった。その後(野田氏とは)話をしていない」

──安倍政権は再稼働に向け準備を進め、原発輸出にも積極的だ。

「核のごみの問題を解決できないままに(原発を再稼働して)つけを回すのは、将来世代に対して重罪を犯すことになる」

──推進派は経済的な理由を挙げて「原発ゼロ」を批判している。

「地震や津波は自然災害だが、原発の事故は、日本の文明の在り方を問う『文明災』。倫理の問題だ。日本では政治家も官僚も倫理から逃げている。企業だって、産業廃棄物の処分のめどが立たなければ、工場の操業は許可されない」

──外国の原発政策では倫理が重視されているのか。

「ドイツでは、脱原発政策を打ち出す前でも、既存の原発で工事をしたり、新規原発を認可する場合は、核のごみ処理能力の確保を義務づけていた。倫理の観点からだ。福島第一原発事故の後、脱原発方針を決めたのも(メルケル首相が設置した首相直属の)『安全なエネルギー供給のための倫理委員会』。それほど倫理は大切だ」


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20131112日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013111202000117.html

 

 

 

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