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2013年11月10日 (日)

気になるニュース 303

 

福島県民は森担当相を信じてるのかなー・・・
引用書き起こし開始。

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*原発情報隠し 許さない 斎藤健治議長に聞く


福島県議会は先月、特定秘密保護法案に反対する意見書を全会一致で可決した。自民、公明両党が過半数を占める地方議会で、政府の方針に反する決定をするのは異例。東京電力福島第一原発事故の直後、政府は重要な情報を隠し、住民に伝えられなかった。法案が成立すれば、原発に関する情報がテロ対策を名目に再び隠される恐れがある。斎藤健治議長(69)に胸の内を聞いた。(後藤孝好)


◆原発事故で政府が隠した主な情報
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◆事故直後発表なく… 根深い不信感

──特定秘密保護法案に反対する理由は。

「福島第一原発の事故で、県民は命にかかわる情報を秘密にされる経験をした。国は事故直後、放射性物質の拡散を予測する『緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)』の情報を隠して発表しなかった。そのせいで(原発周辺の)浪江町などでは、大人から子どもまで何千人もの住民が放射線量の一番、高いところに避難することになった。県民の不信感は根深い」

──安倍政権は秘密保護には熱心だが、情報公開には後ろ向きだ。

「原発事故では、高温の核燃料が圧力容器を突き破るメルトスルーの可能性を知りながら、国はその情報を隠して、なかなか発表しなかった。政府が特定秘密を指定できるようになれば、壊れた原発の状況がどうなっているかも、国民には知らされない可能性がある」

──原発関連情報は特定秘密の対象となる「テロ活動防止」に含まれる恐れがある。

「特定秘密の決め方が大ざっぱで、何がどこまで対象になるのか、いまだに誰も分からない。外交や防衛に関する国家機密があるのは仕方がないが、文部科学省や経済産業省など各省庁が勝手に特定秘密だと言って情報を隠すのは許せない」

──意見書では、秘密保護法案は民主主義の否定にもつながると批判している。

「情報をオブラートに包んで国民に分からなくして、国が都合のいいところだけを発表するようになる心配がある。そうすると、国民は物事をちゃんと判断できなくなり、民主主義は成り立たなくなる」

──国政では与党である自民、公明両党の県議も意見書に賛成した。

「あの原発事故を目の当たりにした福島では、与党も野党も関係ない。情報を隠されて県民が被ばくするようなことは、二度とあってはならない。県議会では共産党から自民党まで57人全員が意見書に賛成した」

──法案は国会で審議入りした。

「国会審議の過程で、何でもかんでも特定秘密に入るということになれば、県議会として『おかしいんでないですか』と申し入れなくちゃいけない。何でもいいから、法案を通すということはしないでもらいたい」

──福島選出の森雅子少子化担当相が法案を担当している。

「地元の国会議員には、県民が心配していると伝えてある。森さんとは直接、話をしていないが、原発に関する情報を特定秘密にするようなことはしないと信じている」


[福島県議会が首相と衆参両院議長に提出した意見書の要旨]

・原発事故の際、放射性物質の拡散予測の情報が公開されず、浪江町民が放射線量の高い地域に避難した。
・原発に関する情報など、国民の生命と財産を守るために有益な情報が、特定秘密に指定される可能性が極めて高い。
・今、重要なのは、刑罰による秘密保護と情報統制ではなく、徹底した情報公開の推進だ。
・特定秘密の対象が広がることで、情報隠しを助長し、ファシズムにつながるおそれがある。
・成立すれば、民主主義を根底から覆すことになるのは明白で、慎重な対応を強く要望する。


[さいとう・けんじ]
福島県鏡石町議を6期務めた後、県議に転じて4期目。201112月から議長。自民党県連の政調会長や幹事長を歴任。建設関係の会社社長。


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20131110日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013111002000120.html

 

 

 

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