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2013年11月 8日 (金)

気になるニュース 300

 

「安倍政権のいつものやり方」・・・
引用書き起こし開始。

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*礒崎首相補佐官 野放しの「?」発言


7日に審議入りした特定秘密保護法案を官邸サイドで担当しているのが、これまで一般には無名だった礒崎陽輔首相補佐官=写真=だ。スポークスマンを気取るのは結構だが、ブログなどの発言内容をみると、「原発情報が特定秘密に指定されることはない」などと誤った情報が多い。野放しにしていいのか。(上田千秋)


◆根拠あいまい 担当大臣は違う見解

「何でもかんでも原発問題に結び付けて批判しようとする勢力があるようです。法律を読む素養が少しでもある人ならば、原発の情報がこれに該当しないのは瞬時に理解いただけるはず」

礒崎氏のブログにはそう記されている。「これ」とはテロに関する捜査情報を指す。法案によると、特定秘密に指定できるのは「テロ防止のための措置、計画または研究」に関する情報などに限定されるという。だから「原発情報は該当しないので特定秘密にはならない」というのが礒崎氏の主張だ。テレビなどでも同じ話を繰り返している。

しかし、条文のあいまいな書きぶりでは、いくらでも恣意(しい)的な運用ができる。実際、法案を担当する森雅子少子化担当相は1日の会見で「(原発に関する)警察の警備実施状況は特定秘密に指定され得る」と明言した。首相補佐官よりも、担当大臣の発言の方が重いことは指摘するまでもない。

秘密法案によって原発関連の情報隠しが加速するとの懸念は強まるばかりだ。福島県議会は先月9日、秘密法案に関して慎重な対応を求める意見書を全会一致で可決。その中で「原発に関わる情報が、核施設に対するテロ活動防止の観点から『特定秘密』に指定される可能性は極めて高い」などと危惧している。

福島では、県議会が201110月に県内全原発の廃炉を求める請願を採択するなど、原発に対する不安や不信が色濃く残る。にもかかわらず、礒崎氏に言わせれば、県議会は「何でもかんでも原発問題に結び付けて批判しようとする勢力」 「法律を読む素養がない」ということになる。

意見書を作成した本田朋(とも)県議は「現在でも県民の多くが、情報は十分に公開されていないと感じている。秘密指定の基準が明確でないのに、どうして原発情報は該当しないと決められるのか。法律を読む素養がないのは、根拠を示さずに発言する礒崎氏の方だ」と憤る。

もともと総務省のキャリア官僚だった礒崎氏は、第1次安倍政権下で自民党が惨敗した20077月の参院選で大分選挙区から初当選した。昨年9月の自民党総裁選で安倍晋三首相の選対幹部を務めた側近の一人だ。12月の第2次安倍政権発足と同時に、首相補佐官に抜擢(ばってき)された。

秘密法案をめぐっては、公明党との調整で主要な役割を果たした。とはいえ、分野別に5人いる首相補佐官は基本的に国会で答弁に立つこともなく、野党と直接対峙(たいじ)することはない。「黒子」ともいうべき役職なのに、重要な問題に関して軽々に発言していいのだろうか。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「側近にあれこれ言わせるのが安倍政権のいつものやり方」と批判する。

「自分以外の人間に発言させて議論を尽くしたかのように装い、最後に本人が出てきて、最初から決まっている結論に持っていくのが安倍首相。消費税増増の時も同じだった。国民は決してだまされてはいけない」


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2013118日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 

 

 

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