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2013年11月 8日 (金)

気になるニュース 299

 

この世に誠実な電力会社は存在するんだろうか・・・
引用書き起こし開始。

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【別冊 南海日日新聞】 再稼働1号へ 活断層無視


四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)は再稼働第1号の最右翼とみられている。その理由の一つが、現時点で敷地内の断層が問題にされていないことだ。しかし、原発の目の前には日本最大の活断層が走る。


◆伊方原発 敷地から6キロ

伊方原発も活断層問題を抱えている。原発の敷地からわずか6キロの伊予灘沖には、中央構造線が存在する。西日本を縦断する全長約8001000キロメートルに及ぶ日本最大の活断層帯だ。これが動いた時はマグニチュード8級の地震になるともいわれている。

12号機の安全審査では、耐震設計上考慮する揺れ(基準値震動)の評価対象にならなかった。設置許可の取り消しを求める裁判で原告側から指摘、批判されたためか、3号機では一転して評価した。

だが、四国電は、独自の海底音波調査を盾に、活動時期について「過去1万年は動いていない」と主張した。最大とみなした基準値震動は、低めの473ガル(加速度の単位)。耐震設計は「重要施設・機器は揺れだけで元に戻る設計とする」との厳しい基準ではなく、「曲がったり、亀裂が入っても放射能が出なければよい」との緩い基準を適用した。

1996年、岡村真・高知大教授(当時)による海底音波探査調査がこれを覆した。「伊方沖断層は過去6000年間に3回の活動をしている」ことが分かったのだ。四国電は「当時の機械の精度が低かった」と誤りを認めた。

ところが、四国電は、基準値震動を評価し直しても、施設の耐震性は確保できると言い張った。2007年の新潟県中越沖地震後の見直しの支持を受けて、伊方原発の基準値震動は現在の570ガルに引き上げられた。それでも、柏崎刈羽原発で中越沖地震時に観測された地震動や、08年の岩手・宮城内陸地震の地震動は、伊方の基準値震動を大きく上回っている。

そもそも国の新規制基準自体が、福島事故の原因が解明されていない中で作成された不十分なものだ。新規制基準が施行された7月以降の動きも「異常」に早い。「再稼働ありき」の姿勢を感じてならない。(近藤誠・元南海日日新聞記者)=随時掲載します


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2013
118日 東京新聞朝刊 こちら特報部:話題の発掘より
 

 

 

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