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2013年10月25日 (金)

気になるニュース 278

規制委は設備面しか見ない気がする・・・
 ※追記 中日新聞のHPに掲載されていました
引用書き起こし開始。

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*柏崎刈羽原発 新潟知事に聞く

新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、安全審査申請を条件付きで了承した同県の泉田裕彦知事が本紙のインタビューに応じた=写真。県はフィルター付きベント(排気)設備の運用に、県や立地自治体の避難系計画との整合性を求めており、知事は「避難計画で対応できないと分かれば、了承は無効になる」と強調し、早期再稼働に否定的な見方を示した。(中山洋子、前口憲幸)


◆住民の被ばく回避が欠落 福島事故の検証が先

新潟県の試算では最悪の事故時にベントを開くと、甲状腺等価線量で260ミリシーベルトの放射性物質が漏れる。知事は「ベント設備をつけても健康に影響が出る可能性がある。避難の仕組みを合わせて考えないと被ばくすることには変わりがない」と述べ、県民の被ばく防止が第一との姿勢を示した。

原子力規制委員会の新規制基準は、すべての原発にフィルター付きベントの設置を義務付けている。新潟県の条件が審査を左右するかについては「ゴーサインを出すかどうかは規制委の判断。住民の被ばくを避ける気があるのか、設備面しか見ないのかが問われている」とけん制した。

知事は「福島第一原発事故の検証なくして再稼働の議論はできない」とする考えに変わりはないと主張。多くの立地自治体は、安全審査をクリアすれば安全を確保しているとする立場だが、知事は「住民の被ばくをどうやって避けるかが事実上欠落している」として、あらためて新規制基準の不備を批判した。

泉田知事は7月、申請を急ぐ東京電力の姿勢を批判し、広瀬直己・東電社長との会談では、文書の受け取りも拒んだ。それが、9月末の再会談で一転、再稼働の前提となる安全審査申請を条件付きで了承したため「真意を測りかねる」との指摘が原発の容認、反対両派から出ていた。


[フィルター付きベント]
炉心が解ける過酷事故の際、原子炉格納容器の破損を防ぐため、放射性物質を1000分の1以下に減らして蒸気を外に放出し、圧力を下げる装置。フィルターのない福島第一原発の事故ではベントによっても大量に放射性物質が放出され、新規制基準で設置が義務付けられた。加圧水型は設置が5年猶予されるが、福島第一と同じ沸騰水型の柏崎刈羽原発67号機は猶予は認められない。放射性物質の漏出に変わりはないため「格納容器の自殺」と批判する専門家もいる。


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20131025日 東京新聞朝刊 2面より

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