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2013年10月24日 (木)

気になるニュース 276

 

信用ならぬ・・・
引用書き起こし開始。

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*疑念招く「非公開」 規制委員長、東電社長と面談へ


トラブルが相次ぐ東京電力福島第一原発の汚染水処理で、原子力規制委員会の田中俊一委員長が、東電の広瀬直己(なおみ)社長と初めて面談することになった。非公開にし、疲弊している現場の混乱や抜本的な対策を、率直に話し合うという。ただ、問題は面談で柏崎刈羽(かりわ)原発(新潟県)の再稼働審査にまで触れることだ。密室で再稼働の道筋をつけるようなことがあれば、規制委への信頼は大きく揺らぐ。(原発取材班)


■東京電力をめぐる最近の出来事
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■両立

「(規制委の)トップが現場を知ろうとする動きが出てきたのは第一歩としてはいい。実態を調べ、現場の状況を把握してほしい」。福島第一原発で収束作業にあたる男性作業員は期待をにじませた。

田中氏と広瀬社長の面談は、東電が15日に出した報告書のできの悪さが招いた。福島の収束事故と柏崎刈羽の再稼働をどう両立するのか。規制委はそれを回答するよう指示していた。ところが、東電は別々に2通の報告書を提出、両立にはほとんど触れずじまいだった。

23日午前の規制委の会合では「福島と柏崎刈羽が、まるで違う会社みたいな書き方だ」との批判が続出。書面をやりとりしても福島の状況は好転しない。そう考えた大島賢三委員が「委員長がトップを招致して、東電の考え方や方針を直接聞き、規制委の考え方も伝えてはどうか」と提案した。

政府の支援なくして経営が成り立たない東電。政府に遠慮して言いたいことも言えないと判断した田中氏は、「私が社長に詰めるのも、必要かもしれない」と応じた。


■一線

「東電の経営問題もある。柏崎刈羽を動かして(採算を改善して)こそ福島の収束も進む」

同じころ、東京・永田町の自民党本部で開かれた原発再稼働を推進する議連の会合で、出席議員から早期再稼働を求める意見が出た。再稼働と事故収束。どちらも東電が手掛ける以上、切り離して考えることはできない。

必然的に、近く行われるとみられる2人の面談も、柏崎刈羽の再稼働問題に触れざるを得なくなる。再稼働審査を行うよう求める広瀬社長の言い分を聞いて、話題が事故収束を超えることになれば、規制当局と事業者の緊張関係の一線を越えることにもなりかねない。


■密室

微妙な問題をはらむ面談だが、規制委事務局は非公開にする方針を示している。

公開すると率直な意見交換ができない、協力会社や幹部社員の名前が会話の中で出ることも考えられる─と事務局職員は説明。ホームページ(HP)で後日、内容を公開すれば、透明性は確保されるという考えだ。

しかし、主な協力企業名などは東電が記者会見でも明らかにするケースがある。規制委は現在もHPで現場担当者の面談を公開しているものの、内容は大まか。不都合な議題は伏せることもできる。

そもそもトップ同士の面談は、規制当局としての信頼にかかわりかねないと、規制委側が慎重になっていた。昨年9月までの規制機関だった原子力安全・保安院が水面下で原発推進に手を貸し、強い批判を浴びた反省からだった。

「普通の面談と違う。国を挙げて(福島の問題を)解決しようとしているのだから、その一環ととらえてほしい」。田中氏は会見で理解を求めたが、国民の疑念を招きかねない。ぬぐうためにもガラス張りの対応が求められる。



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20131024日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013102402000172.html

 

 

 

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