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2013年10月16日 (水)

気になるニュース 259

重要なことにはゼロ回答・・・いつもの会見の質疑と同じか・・・
引用書き起こし開始。 

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 *収束と再稼働両立 東電報告書 具体策なし


東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働をめぐり、東電は15日、福島第一原発事故の収束作業と両立できるかどうかに関する報告書を原子力規制委員会に提出した。だが、報告は通り一遍で、規制委の問いにはほとんど答えていなかった。(山川剛史、片山夏子)


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◆人繰りや資金 答えず

東電は廃炉に向けた入り口にすぎない汚染水問題ですらコントロールできていない。それなのに、原発を再稼働させて大丈夫なのか、担い手は十分いるのか、資金は足りるのか。報告では、こうした疑問への自己評価が求められたはずだった。

しかし、報告書は、福島第一で最近起きた2つの単純ミスによるトラブルの原因分析と、柏崎刈羽での安全性向上に向けた取り組みを、別々の話として書いただけだった。

規制委事務局の金城慎司事故対策室長は、「現場管理の観点で対策を考えるよう求めたのに、報告は汚染水対策に偏っている。柏崎刈羽は一般論しか書いていない。十分とは言い難い」と述べた。

トラブルの原因究明は大切だが、問われているのは個別の話ではない。両原発で、限られた資材、人材、資金をどう振り向け、どうそれぞれのリスク(危険性)を最小限にするかが重要だが、これらについての報告はほぼゼロだった。

報告書の表紙部分に唯一、「今後も(柏崎刈羽と福島第一との)人事異動により必要な要員を厳選・交流させるなどにより、福島第一の廃炉事業を支えていく」との記述があっただけだった。

収束作業を担う下請け作業員の人繰りの問題も、報告からはすっぽり抜け落ちている。

ベテラン作業員は被ばく線量がかさんで限度が近づき、働き続けることが厳しい。給料や危険手当が下がり、除染よりも賃金が低い場合もある。より安全でより高い収入を求め、福島第一を避ける作業員が増えている。

そこに柏崎刈羽の再稼働が追い打ちをかけると、ある作業員は心配する。「再稼働すれば、確実にそちらに人が流れる。被ばく線量が厳しく、雇用も安定しない福島第一で働く理由はない」と話す。

東電社員の経験不足も、現場の足を引っ張る。被ばく線量が高くなった社員の代わりに、他の部署から社員を集めているためだ。

ベテラン作業員は「中には工具の名前も知らない社員がいる。待ち合わせ場所が分からず、来ないこともある。次々とトラブルが起きて、引き継ぎや基本教育も十分できていない状態。福島第一でベテラン社員も足りないのに、柏崎刈羽が稼働したら…」と話した。



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20131016日 東京新聞 2面より 

 

 

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