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2013年9月28日 (土)

気になるニュース 230

 

生中継見よ!とテレビをつけたらやってなかった…大事なことはテレビでやらないんだなー・・・
引用書き起こし開始。

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*「国が前面」どこへ 汚染水問題 答弁は東電社長だけ


東京電力福島第一原発の汚染水問題をめぐり、27日に開かれた衆院経済産業委員会の閉会中審査。待ったなしの問題に国と東電がどう解決していくのか、具体的な議論が期待されたが、答弁者は東電の広瀬直己(なおみ)社長だけということもあり、議論は深まらなかった。(加藤裕治、岸本拓也)


【国会で審議された汚染水問題】

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◆ばらばら

「ふにゃふにゃしたご答弁しか出ない。しょうがない」。閉会中審査が終わった後、馬淵澄夫氏(民主)はこう語り、委員会室を後にした。30日の審議には、茂木敏充(としみつ)経産相ら政府側が登場。次回の議論に期待を込めた。

江田康幸氏(公明)が「東電一社の能力を超えている」と指摘したように、汚染水問題の解決は困難な事態に直面。そこで政府は470億円の国費(税金)を投入、対策に乗り出した。政府と東電の両方がいてこそ、まともな議論ができるはずだが、なぜか国会はばらばらに審議する道を選んだ。

国費投入について問われても、広瀬社長は「ありがたい」を繰り返すばかり。鈴木淳司氏(自民)が「物を言いにくい状況だが、現場を知る立場として発言してもらわないと」と促しても、「国の予算措置を含めた取り組みは心強い」との答えだった。


◆注目点も

低調な中でも、鈴木氏が「原発を推進してきた側の責任」に言及したり、複数の議員が政府の汚染水対策費は「技術開発」という実態と異なる名目で出されることを疑問視するなど、いくつか注目ポイントもあった。

今井雅人氏(維新)は「緊急の場合に困る場合がある」と、深刻なトラブルが起きても国費が使えないことがあり得ると指摘。 

馬淵氏は、在来技術を使った対策の場合は国費が出ず、東電が急な出費を迫られる可能性を指摘した。

まずは東電を破綻処理し、電気事業と事故収束に分割する必要があるとの議論も複数あった。三谷英弘氏(みんな)は「存続会社と生産会社に分離し、未来に向けて頑張る方向も考えてほしい」とただした。広瀬社長は現状の形を維持し、「しっかりやていく」と答えた。


◆通り一遍

このほかの課題は、通り一遍で終わるか、そもそも話題にも上らなかった。

福島第一では原子炉を冷やした後の処理水をためるタンクの用地がなくなりつつあるのに対し、先行きに懸念を示したのは塩川鉄也氏(共産)だけ。

「敷地北側で用地確保が可能ではないか」と指摘し、広瀬社長は「タンク群をあちこちに置くのは管理上、難しい」と難色を示した。ほかの委員はまったく触れなかった。

国費で導入される新しい除染装置でも、トリチウムは除去できない。この水をどうするのか、国際社会との関係で重要でありながら、議論らしい議論はなかった。除染装置を動かせば、吸着材などの放射性廃棄物が大量に出る。この処分をどうするか。汚染水問題は廃炉の入り口にすぎない。これらも議論はなかった。

この日、東電は柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働審査を原子力規制委員会に申請。本来なら東電に原発を動かす資格があるのか、柏崎刈羽でも事故が起きたら本当に対応できるのかなど、重要な論点があるのに国会はその役目を果たせなかった。


[国の汚染水対策]
地中に配管を埋め、超低温の液体で土を凍らせて壁にし、建屋への地下水流入を防ぐ凍土遮水壁と、汚染水からストロンチウムなどの放射性物質を取り除く新しい除染装置の二つが柱。ただし、当と遮水壁はまだ技術が確立されておらず、除去装置もトリチウムは取り除くことができないなどの課題がある。


2013928日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013092802000097.html


 

 

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