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2013年9月27日 (金)

気になるニュース 229

 

1基動かせば800億円・・・そりゃ動かしたいわな・・・
引用書き起こし開始。

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*焦る東電、安全より経営 柏崎刈羽 きょう審査申請


東京電力は27日に柏崎刈羽原発67号機(新潟県)の再稼働審査を原子力規制委員会に申請する。既に電力4社が12基の審査を申請し、中部電力も浜岡原発4号機(静岡県)の申請方針を打ち出す中、東電の広瀬直己(なおみ)社長には一日も早い再稼働で経営を立て直したい焦りが見える。福島第一原発の事故収束もままならない中で、東電に原発を動かす資格はあるのだろうか。(加藤裕治)


【東京電力柏崎刈羽原発をめぐる最近の動き】
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■驚き

つい1日前、広瀬社長との面談で回答を保留したばかりなのに、新潟県の泉田裕彦(ひろひこ)知事が一転、審査申請を容認したことに、地元では驚きが広がった。

新潟県内の原発関連企業など約60社が参加する「新潟県原子力活用協議会」でアドバイザーを務める馬場礎さん(68)は「あまりにも早い判断だ」と驚く。

「刈羽村命を守る女性の会」代表の近藤ゆき子さん(59)は「知事には申請を認める判断はしてほしくなかった。東電のシナリオに乗っけられているようでがっかりだ」と声を落とした。


■赤字

「ぜひ!」。25日に新潟県庁を訪ねた広瀬社長は、泉田知事の「急ぎますか?」の問いに勢い込んで答えた。 

広瀬社長が建前とするのは、安全性を確保するためには、規制委のチェックを受けるのが一番で、早く申請して不十分な点が見つかれば、原発が早く安全になる─との理屈だ。

 

しかし、広瀬社長の脳裏にあるのは「3期連続の赤字は避けたい」(7月の知事との面談で)。20133月期の連結決算で、東電は6852億円の純損失を計上。営業損益、経常損益も含めた赤字は2期連続になった。143月期には営業損益を黒字にしようと掲げている。


しかし、原油や天然ガスなど火力発電の燃料費がかさみ、見通しは暗い。頼みは、1基動かせば約800億円の収支改善が見込める原発となる。

金融機関との関係も申請を急ぐ要因の一つとみられる。東電は10月に金融機関からの融資800億円を借り換え、12月に3000億円を新たに借りる予定。ある東電関係者は「再稼働への姿勢を見せないと、金融機関も応じないだろう」と語っていた。


■資格

新潟県の了承を得た後の26日夜、東電の広報担当者は会見で「福島第一原発の廃炉に向けた工程はしっかりやる」と語った。記者から「柏崎刈羽で事故が起きた時、対応できるのか」と質問が飛ぶと、「申請と再稼働することは別です」と言葉を濁した。

だが、早期の事故収束が最優先されるべき福島第一の現場ですらコスト重視の状況。同時に二つの原発で事故を抱えれば、もはや東電は立ちゆかない。福島の事故では、柏崎刈羽から人的、物的な支援を受けたが、それも望めない。

福島第一原発の事故対応で被ばくし、多くのベテラン作業員が現場を去った。

元国会事故調査委員会の委員で、避難生活を送る福島県大熊町商工会の蜂須賀(はちすか)礼子会長は「被災者としては許せない。まず汚染水の問題を解決すべきだ。ここ半年の動きをみていると、トラブル対応で後手に回っている。そんな会社に、原発を運転できるのだろうかと思う」と憤った。


2013927日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013092702000142.html


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