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2013年9月26日 (木)

気になるニュース 226

 

「人種差別はするな」って親から言われて育ったけど今は違うのかな・・・
引用書き起こし開始。

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*反ヘイトスピーチ団体結成 在日・辛さん立ち上がる


「韓国人を殺せ」などと連呼するヘイトスピーチ(差別扇動表現)に反対する市民団体「のりこえねっと」が25日、都内で発足した。仕掛け人は、在日コリアン3世の人材育成コンサルタント辛淑玉(シンスゴ)さん(54)。なぜ、今立ち上がったのか。(出田阿生)


◆「売られたケンカ、買います」 

「売られたケンカ、買いました。当事者の在日が立ち上がらなくちゃ始まらない」。辛さんはきっぱりと宣言する。

「のりこえねっと」の正式名称は、ヘイトスピーチとレイシズム(人種差別主義)を乗り越える国際ネットワーク。辛さんや社会学者の上野千鶴子さん、前日弁連会長の宇都宮健児弁護士ら21人が共同代表に名を連ねた。

事務局は東京・本郷に設けるが、25日の設立記者会見は新大久保で開いた。新大久保では週末ごとに、ヘイトスピーチデモが繰り広げられてきた。大規模な抗議活動の結果、一時下火になったものの、今月8日、約2か月ぶりにデモがあった。

辛さんは「いつ収まるかと様子見していた」が、ヘイトスピーチを止めきれない現実を前に、団体結成を思い立った。ヘイトスピーチの実態調査や勉強会の開催のほか、独自に制作した番組をネットで配信する計画も練っている。デモなどの差別行動の中心人物らの告訴も辞さない構えだ。

攻撃対象は在日コリアンにとどまらず、障害者や被差別部落出身者といった社会的少数者・弱者全般に及ぶ。辛さんは「在日が受けてきた差別が今もなくならず、新たな人たちに矛先が向かっている。私たち在日は闘ってきたが、日本社会を変えられなかった。その一人として責任を感じている」と話す。


◆「お上」が主導の差別にも危機感

「日本政府や自治体が差別を主導し、民間の差別行動を助長している」との危機感も抱く。朝鮮学校の高校無償化除外、朝鮮学校の児童にだけ防犯ブザーを配らない東京都町田市の方針(後に撤回)など「お上」による差別は横行している。

さらに恐ろしいのは、差別を黙って傍観している人々だという。「差別はいけないんだと体を張って止めないと。ひとつひとつつぶしていかなくては」

差別行動の根っこに、他者を攻撃することで自分の存在根拠を見つけようとする動機を強く感じる。「ヘイトスピーチをする人の中にも在日コリアンがいる。単純なレイシズムでは済まない根の深さがある」。例えば、日本国籍を取得した辛さんの叔父は、成功した親戚の店の前に行き、「おい朝鮮人!」とののしっていた。


◆松本サリン事件 河野さんら賛同 「排除のつらさ分かる」

今回、松本サリン事件被害者の河野義行さん(63)も「ぬれぎぬを着せられ、排除されるつらさが分かる」と共同代表に加わった。辛さんは「河野さんの生き方を団体のモデルにしたい」と力説する。

河野さんは被害者でありながら出所したオウム真理教元信者と交流し、元幹部の上祐史浩氏が代表の宗教団体「ひかりの輪」の外部監査人も務める。辛さんは「究極の目標は、差別する人と一緒にご飯を食べること。口論になってもいいから」と明るく言い放つ。

「差別する側、される側。私たちは同じ社会で生きているのに分断されている。黙っていては交わらない。その壁を乗り越えたい」


Ts

2013926日 東京新聞 こちら特報部:ニュースの追跡より


 

 

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