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2013年9月14日 (土)

気になるニュース 212

 

こういう署名がある・・・
引用書き起こし開始。

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*避難の渦に消される異論


IOC総会で東京が2020年の五輪開催地に選ばれた瞬間、ネット上でも喜びの声が多数書き込まれた。

冷めた人もいる。スポーツに興味がない人。混雑が嫌な人。東日本大震災への関心が薄れ、復興の遅れを懸念する人。そして、原発から汚染水が漏れているのに、安倍晋三首相が「敷地内に完全にブロックされている」と断言したことに異議を唱える人だ。

脱原発を掲げて7月の衆院選で初当選した山本太郎氏はブログで、「仮設住宅で暮らしている人々に、選手村くらい心地よい住居提供しろよ」と書いた。狭く、夏は暑くて冬寒い仮設暮らしの人がいまだにいることを忘れるな、と指摘したのだ。

ネット上でこうした発言をすると、「非国民」「日本人ではない」という扱いになる。「祝賀ムードに水を差すな」ということだ。

ツイッターではただちに、「日本人なら東京五輪に反対する理由はないよな」「『東京五輪は不必要』『原発を解決せずして何が五輪か』とか言ってる人は、東京五輪、見るなよ!非国民め…」などのつぶやきがあった。

「非国民」扱いは、テレビ番組にも向かう。出演者の評論家大宅映子氏が「イスタンブールの方が良かった」と発言した「サンデーモーニング」(TBS系)は「反日」とののしられ、番組は五輪開催決定に意気消沈し、「お通夜状態」とからかわれた。実際は、そんな状態ではなかったのだが。

また、メディアの取材で、被災地の人が「五輪どころではない」といった趣旨の発言をしたことに、こんな意見が書きこまれた。

「被災者は一体何様のつもりか!いつまで同情して欲しいのか?国民が一丸となって招致したオリンピックをけなすとは被災者は非国民か?」

あまりの暴言。被災地から離れた首都・東京が浮かれるのを見て「蚊帳の外にいる」と、自らの生活が不安になる気持ちを 

理解できないのだろうか。

日ごろから、福島の人や米軍基地に反発する沖縄の人を「非国民」と呼ぶことが少なくないが、ネット上では、大きな流れができつつある時、異論を徹底的につぶす傾向が強固になる。「日本が一つになろう」という時、「ちょっと待って…私たちのことも考えて」と言う声は、非難の渦にかき消されてしまうのだ。(ニュースサイト編集者・中川淳一郎)


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2013914日 東京新聞 こちら特報部:話題の発掘 「ネットで何が…」より


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