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2013年9月 4日 (水)

気になるニュース 202

 

宮内庁が変わったというより自民党のゴリ押しがひどくなったんじゃ…
引用書き起こし開始。 

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*高円宮妃 IOC総会へ 皇室の「政治利用」に道? 


高円宮妃久子さまが、2020年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席される。皇室の政治活動は憲法で制限されており、宮内庁は、これまで「招致活動には関与しない」としてきた。今回の宮内庁の対応は、皇室の政治利用に道を開く可能性をはらむ。(林啓太)


◆「憲法で制限」 「批判は大げさ」

「招致活動と受け取られる懸念はあったが、苦渋の決断をした」。宮内庁の風岡典之長官は2日、久子さまの総会出席が決まったことについて、こう話した。

久子さまは、IOC総会の日本側最終プレゼンテーションで、東日本大震災の復興支援への謝意などをスピーチする。招致には触れず、招致委メンバーのユニホームも着ないという。ただ、招致活動のメーンイベントでの登壇だけに、招致活動の一環と見られるのは必至だ。

風岡長官は、下村博文文部科学相や杉田和博官房副長官から要請を受けたことを明らかにし、「内閣の一員としてやむを得ないと判断した」と釈明している。

戦前の反省から、憲法は、天皇について「国政に関する権能を有しない」と規定し、皇室の政治活動を厳しく制限している。

五輪の招致活動は政治的側面が強い。宮内庁はこれまで皇室は関与しないという姿勢を貫いてきた。前回の4年前の五輪招致で、石原慎太郎東京都知事(当時)が、皇太子ご夫妻の総会出席を要請したのに対し、宮内庁は拒否。石原氏は「木っ端役人」と宮内庁をののしった。

宮内庁の姿勢に変化の兆しはあった。今年3月には、「国際親善の儀礼」を名目に、皇太子さまが来日したIOC評価委員会の委員長らの表敬を受けた。賛否が分かれた「主権回復の日」(428日)の式典についても、内閣の要請を受けて、天皇、皇后両陛下の出席を認めている。

欧州の王室は、五輪の招致活動などに積極的に関わっている。ライバルのスペイン・マドリードも王室をフル活用。フェリペ皇太子が招致委員会の名誉会長を務め、7月のIOC委員向けのプレゼンテーションでPRした。

東京の招致委も皇族の支援を願っていた。猪瀬直樹東京都知事は「皇室は国民的運命の中に存在するのは間違いのない事実。宮内庁に働き掛け、(久子さまの)本番での登場という良い形ができた」と喜んだ。

五輪評論家の伊藤公(いさお)氏は「投票する約100人のIOC委員のうち、約1割が各国の王族。委員たちは、他国の王族に対して親近感や敬意を持っている。日本の皇族が承知の表舞台に立つだけで委員の支持を得る力になる」と話す。「五輪招致は政治というよりスポーツ振興の話。皇族の政治利用という言い方は大げさでは」と久子さまの登壇を歓迎する。

ジャーナリストの永尾俊彦氏は「東京の一番の弱点は、福島原発事故に伴う汚染水漏れなどの問題。政府や招致委は、このマイナスイメージを拭い去るために皇族の登場を仰いだのでは」とみる。

慶応大の小林節教授(憲法学)は「五輪招致は複雑な国家間の争いで国内でも賛否が分かれている。そんな場に皇族を送り出すのは政治利用であるのは明らかで論外」と批判する。

「日本人はとくに皇室の権威といった雰囲気に流されやすく、皇室の政治利用は危険だ。今回の件が先例となり、皇室の政治利用がなし崩しに進む恐れがある」


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201394日 東京新聞 こちら特報部:ニュースの追跡より

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