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2013年9月 2日 (月)

気になるニュース 199

 

え、そうなんだ・・・
引用書き起こし開始。 

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*米シリア介入 議会に承認要請 大統領 独断尻込み 


オバマ米大統領は、化学兵器攻撃で多数の市民が犠牲になったシリア内戦に軍事介入するかどうかの最終判断を、事実上、米議会に委ねた。アサド政権側が化学兵器を使ったと断罪し、議会の承認なしに近く武力制裁に踏み切る意向だったが、姿勢を一転させた。オバマ氏の迷走は、合法性に自ら疑問を抱く軍事介入へのためらいを物語っている。(ワシントン・竹内洋一)


■先延ばし

ホワイトハウス高官は8月31日、オバマ氏が前夜の会議で、議会の同意を求める方針に転換したことを米メディアに明らかにした。議会の承認が得られる保証はなく、介入を先延ばしすれば化学兵器が再使用される恐れもあると助言する側近を、オバマ氏が押し切ったという。

オバマ氏は31日にホワイトハウスでこの方針を表明した際、戦争権限法の規定を踏まえ「私には議会の同意なしに軍事行動を行う権限がある」と述べた。にもかかわらず、あえて承認を求めたのは、独断で攻撃を命じられる環境にはないからだ。

国連安全保障理事会での武力介入容認決議採択はロシアの反対で不可能な情勢のため、有志連合による協調介入を探ったが、最も緊密な同盟国・英国が議会の反対で離脱。現状ではフランス以外に同調する国はない。

加えて、国民も「戦争疲れ」(オバマ氏)している。NBCテレビの世論調査では、軍事介入反対が50%を占め、賛成は42%。軍事介入には議会の承認が必要という意見も79%に上った。

2008年の大統領選にイラク戦争の早期終結を訴えて勝利。大統領就任後は国連や関係国と協調して国際問題に対応する姿勢を鮮明にした。シリア内戦への軍事介入にも消極的だったが、姿勢を変えざるを得なくなった原因の一つは、ほかならぬ自身の発言だ。


■自縄自縛

昨年8月の記者会見で、アサド政権による大規模な化学兵器の使用を「レッドライン(超えてはならない一線)」に位置付けた。その場合の対応策を明示したわけではないが、発言は「化学兵器使用なら武力介入」と受け取られた。

米政府は今年6月、アサド政権が過去1年に小規模ながら複数回の化学兵器攻撃を行ったと断定する調査報告書をまとめた。化学兵器の使用を禁じる「国際規範の維持」のためには、この段階で軍事制裁実施の選択肢もあったが、オバマ氏は反体制派への支援を強化するにとどまった。

821日に大規模な化学兵器攻撃が起きても、オバマ氏は当初、国連の支持や明確な証拠なしに介入すれば、国際法上の「疑義が生じる」と慎重だった。議会からは手をこまねいていると批判の声が上がり、英仏両国は軍事制裁の必要性を唱え始める。圧力が強まる中で「一線」発言による自縄自縛に陥り「何もしなければ米国の指導力や信頼性に関わる」と軍事介入へと追い込まれていく。


■「戦争疲れ」

同時に、シリア内戦には深入りしたくないという本音も漏らす。830日には、オバマ氏は「私より戦争にうんざりしている人はいない」と発言。あり得る攻撃について「短気で限定的。地上軍は投入しない」とあらかじめ宣言した。

望まなかった攻撃に踏み切るなら、独りで背負うより議会に連帯責任を負わせるほうがいい─。承認要請にはそんな思惑がにじむ。99日以降の議会審議で武力行使を認める議案が否決されれば、誰よりほっとするのはオバマ氏かもしれない。


2013年92日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013090202000120.html


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