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2013年8月24日 (土)

気になるニュース 192

 

妄想レベルの楽観視する政府関係者・・・
引用書き起こし開始。

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*「TPP交渉 年内妥結」一致 「越年」一転 米ペース


米国主導で年内妥結の方針を打ち出した環太平洋連携協定(TPP)の閣僚会合。関税や知的財産など対立する分野は協議が難航しているが、日本の甘利明TPP担当相は米国に同調。越年を見越した戦略を軌道修正した。ただTPPは徹底した秘密厳守のうえ、日本は七月の会合の途中から参加したばかりで国民の議論は深まっていないまま。安易な追従に拙速との批判もあがる。(バンダルスリブガワンで、吉田通夫)


■主役

主役は今回の閣僚会合を呼びかけた米国だった。「参加国の首脳は、われわれに年内妥結の任務を課している」。参加国が一斉に集まった会合後の記者会見。通例なら主催したブルネイのリム外務貿易相が読み上げる声明を発表したのは、米通商代表部(USTR)のフロマン代表だった。TPPでは開催国を中心に国名のアルファベット順に並ぶ。

ところが、端に座るはずのフロマン氏は、参加閣僚の真ん中に陣取った。

米国が年内妥結に強くこだわるのは、オバマ大統領が輸出拡大による経済成長を打ち出しているためだ。オバマ政権は、TPPと、7月に交渉が始まった欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)で輸出を拡大し、雇用を増やそうと計画している。しかも来秋の中間選挙をにらみ、早期の成果を求めている。

3年前から交渉しているTPPは米EU間の連携より結論を出しやすく、フロマン氏は閣僚会合でもブルネイに代わって議長を務め、各国の閣僚らに早期の判断を迫った。


■楽観論

10月の段階で大まかな合意を目指す」。会見で甘利氏は米国と歩調を合わせた。

日本は7月の前回会合の途中から参加したばかり。年内合意では交渉の時間が短すぎると懸念されたが、「利害が対立する分野の協議は進んでおらず、どう見ても年内の妥結は無理。日本が主張する時間は十分にある」(政府関係者)と楽観視してきた。

しかし、年内妥結に強くこだわる米国の意向は、フロマン氏が19日に来日し、甘利氏ら主要閣僚と相次いで面会し、日本側へ伝わった。

米国の「本気度」を受け、越年と構えていた日本政府は「急ぐ米国に乗った方が得策だ」と軌道を修正。「交渉が時間切れになり、日本が守りたい農産品にあまり触れられずに決着できるのではないか」(政府関係者)と年内妥結へも楽観論を漂わせる。


■加速

年内の妥結方針を受け、各国の交渉は加速する。焦点の一つである関税分野では、各国の立場の違いが大きいため、2国間の交渉で進めるのが基本だが、米国は、国内手続きの関係で日本と本格交渉に入れるのは9月中旬。来月に総選挙を控えるオーストラリアも今回の会合で交渉は見送った。米豪両国は日本が関税維持を目指す農産品の市場開放を求めるとみられるが、年内妥結となれば、議論できる時間は3カ月しかない。

米国は他の10カ国との関税協議を優先し、最終段階で日本に大幅な譲歩を迫る可能性もある。しかも、TPPは関税だけでなく、食品の安全など国民の生活を左右する重要な協定。徹底した秘密主義のうえ、時間不足では国民の議論は深めようがない。現地入りしている市民団体の関係者は「拙速な妥結はTPP全体にとってマイナスになる」と批判した。


2013824日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013082402000109.html


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