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2013年8月14日 (水)

気になるニュース 178

 

いまだに安定供給が~とか言ってる人もいるけど・・・
引用書き起こし開始。 

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*炎暑なのに節電PRは… 本音は困る?電力需要減 


最高気温が40度を前後する記録的な「炎暑」が続く。それなのに一昨年、昨年はそこかしこで叫ばれた「節電」の掛け声が聞こえない。節電でエアコンを我慢した高齢者たちが死亡した昨年と同様、今年も関西電力大飯原発34号機を除けば、全国の原発はストップしている。これはどうしたことなのか。(鈴木伸幸) 


昨夏までは誰もが嫌でも節電を意識した。通勤電車の車内電光掲示板にまで、時間ごとの電力使用状況が掲示され、「ピーク時供給力に対する使用実績値の割合」の数値を見ては「85%か。まだ大丈夫」 「93%までいった。気を付けないと」─。テレビや新聞では節電特集が組まれ、家電量販店には節電型の新製品がずらりと並んだ。 

東京電力によると、東日本大震災前の20108月に最大電力実績が5000万キロワットを超えた日は18日あり、最大値は5888万キロワットだった。 

それが大震災直後の118月には、5000万キロワット超の日はゼロ。最大値も4922万キロワットで、前年より2割近くも下がった。 

昨年8月も5000万キロワット超は2日だけで、最大値は5078万キロワットで前年並み。一般家庭ではエアコンの設定温度を下げたり、電球を発光ダイオード(LED)ランプに換えたりして節電し、企業でも工場の休日操業によって電力消費のピークをずらすなど工夫した成果が表れた。 

今年も8月に入って、5000万キロワット超は1日だけ。前年と比べ、それほど遜色はなく「節電は定着した」とも言えそうだ。 

ところが、まだまだ節電の余地はあるという。企業の節電支援をしている電力マネジメント会社「エナリス」(東京)の長尾昴経営戦略室課長は「最大で消費電力を半減した顧客もある。デパートや飲食店では、エアコンや冷蔵庫の使い方を見直すだけで10%は下げられる」と話す。節電が不十分な企業は多く、契約数は右肩上がりで増えているそうだ。 

一般家庭向けシステムの販売も予定していて「一般論として節電識は高まっていて、対策を取っているところは多い。だが、きっちりやれば、まだまだ無駄をそぎ落とせる」と強調する。 

昨年は全国の各電力会社が、過大な想定需要値を発表して「原発を再稼働しないと、電力需給は逼迫(ひっぱく)する」と危機感をあおった。ところが、結局は逼迫しなかった。今年も電力事情は昨年とそう変わらない。ただ、需給逼迫や節電といった声は上がっていない。 

今年の事態を原子力資料情報室(東京)の西尾漠共同代表は「電力会社は本音では需要を減らしたくない。節電が徹底されると困った結果になるから」と分析する。 

安倍政権は原発再稼働に向けて動いている。各電力会社も昨年は「需給逼迫」を根拠に再稼働を目指したが、現状では「原発なしでも何とかなる」というのが一般的な認識。さらに円安などによる燃料価格の上昇で電気料金が上がり、それが需要減の要因にもなっている。西尾氏は電力会社の本音をこう推測する。 

「需要が落ち込むことがなによりも心配。原発の再稼働を急いで『節電』とあおると、やぶ蛇になりかねない。だから、電力会社はおとなしくしているのでしょう」


Nt


2013814日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 

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