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2013年7月22日 (月)

気になるニュース 151

 

ずれまくりっすよ・・・
引用書き起こし開始。 

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*改憲・原発・TPP 世論と議席にズレ 


改憲、原発、環太平洋連携協定(TPP)を進めるか、踏みとどまるか。21日の参院選の結果は、3つとも推進を目指す唯一の党・自民党が圧勝した。世論は改憲、原発再稼働には反対論が多数派で、TPPも賛否は割れている。その思いが選挙結果に結びつかなかったのはなぜなのか。(金杉貴雄) 


3分の2 

自民党と、みんなの党、日本維新の会の改憲勢力は、発議に必要な「3分の2」の100議席に遠く及ばなかった。 

本紙が参院選公示直前、全国の3000人を対象に行った電話世論調査では9条、96条ともに改憲反対派が多数を占めた。選挙結果は、世論と食い違っていないようにみえる。 

だが、改憲勢力は、今回の改選121議席だけをみると3分の2近くに迫った。3年後の参院選で、同程度の議席を得れば改憲勢力は参院全体の3分の2に達し、発議のレールが敷かれる可能性が出てくる。今回の参院選では、改憲が封印されたわけではなく、改憲をめぐる岐路は3年後に持ち越されたにすぎない。 

その意味で、改憲反対が賛成を上回る民意は、議席に生きていない。 


9割超 

民意と議席の乖離(かいり)は、他の政策でもみられる。本紙の世論調査では、原発再稼働に反対が過半数だったが、選挙は再稼働の方針を鮮明にする唯一の政党・自民党に議席が集中した。 

TPPは推進の方が多かったが、反対も3割を超える。その意見は議席に反映したとはいえない。 

このずれの要因の一つは、1人区の勝敗が全体の優劣を決定づける参院の選挙制度にある。 

96条改憲に賛成は3党で反対派は6党。原発再稼働にいたっては明確な賛成は自民のみ。反対側の政党が乱立し、受け皿をつくれなかったことで結果として自民党が漁夫の利を得た。31の1人区での自民党は29勝。勝率は9割を超えた。 

脱原発候補の乱立により自民党が圧勝した衆院選と、同じ現象がみられた。 

象徴的な選挙区が山形。改憲、原発再稼働、TPPのすべてに反対のみどりの風、共産の候補の票の合計は、当選した自民党候補の表を上回った。


◆公明票 

自民が圧勝した一因は連立のパートナー・公明党にもある。同党は独自候補を立てていない選挙区では自民党候補を推した。支持者数は地域によってばらつきがあるが全国比例ではコンスタントに約800万票前後を獲得している。同党の支援は自民党にとって大きな後押しだった。 

ただ公明党は、憲法と原発政策で自民党との違いは大きい。そのずれを覆っての選挙協力が、民意と議席のねじれを増幅させた。 


◆迷い 

原発が、最大の争点だった昨年の衆院選と比べ今回の参院選は改憲、TPPなども同時に問われた。3政策について、自分の考えにぴたりと合う政党を見つけるのに困った有権者が多かった。 

共産党が善戦したのは、3政策すべてに反対を明確にし、沖縄以外の全選挙区に候補を擁立した「分かりやすさ」が受け入れられた面も大きい。 

一方、自民は安倍晋三首相が選挙中、憲法、原発、TPPについてほとんど語らなかった。国論が割れる問題に深入りしない「岐路隠し」を徹底したことで、迷う有権者の表を獲得したとみられる。 


2013722日 東京新聞:核心 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013072202000156.html

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