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2013年7月30日 (火)

気になるニュース 160

 

Web記事には見当たらなかったので・・・
引用書き起こし開始。 

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*東電 深刻さ隠す? 難解語 広報で連発 


東京電力福島第一原発の厳しい現状をめぐり、東電が分かりにくい広報を繰り返している。一般には使わない用語や、あえてカタカナ用語を使うことで、伝えるべき肝心の内容を伝わりにくくしている。(清水祐樹) 


3号機湯気 「PCVアウトリーク」 

PCVから大気へのアウトリーク」。3号機原子炉建屋5階から断続的に発生している湯気の発生原因をめぐる広報資料のタイトルだ。普通の言葉に訳すと「格納容器から、内部の気体が外部に漏れている可能性がある」。格納容器のふたの辺りが損傷しているかもしれない、ということでもある。 

幸い、漏れている気体(窒素と水蒸気)に含まれる放射性物質は微量のようだが、格納容器内には溶け落ちた核燃料が大量にある。外部への汚染を食い止めるための容器が壊れているなら、重大な危険が残るが、東電はそのことには触れず、あくまで湯気の「参考」情報扱いにした。 


◆汚染水漏出 「開渠内海水と行き来」 

汚染水の海への漏出問題でも、おかしな広報が目立った。 

東電は最終的には漏出していることを明確に認めたが、広報資料としては、敷地内の地下水の放射性物質濃度をまとめた文書の中に「地下水が開渠(かいきょ)内の海水と行き来している」などの表現でさらっと書いただけ。 

よく読めば、①海の満ち引きで、コンクリート護岸で隔てられているはずの敷地内の地下水位が変わる ②専用港内の汚染度はずっと減らない ③雨が降れば取水口近くの放射能濃度が上昇する─などが分かり、海に汚染水が漏出しているとピンとくる。 

しかし東電は、自らは海への漏出を語らず、何度も記者から「それは汚染水が海に漏れているということなのか」と問われ、渋々認めるありさまだった。 

29日の会見で、広報のまずさを問うと、今泉典之原子力・立地本部長代理は、格納容器の問題では「『騒ぐことではない』とは考えていない」。汚染水問題では「どんな前提で調べてきたかを分かってもらおうと思った」と釈明した。


Ts

2013年7月30日 東京新聞朝刊 2面より


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