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2013年7月24日 (水)

気になるニュース 153

 

食品の原産地表示もなくなりそう・・・
引用書き起こし開始。 

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*数千ページ分析、時間の壁 TPP交渉日本合流 


環太平洋連携協定(TPP)交渉に23日、遅れて参加した日本。政府は「先行する国との情報格差を縮め、早く同じ立場に」(甘利明TPP担当相)と意気込むが、各国がこれまで作成してきた条文案は数千ページ分とされ、膨大な情報分析が待ち受ける。次回会合は1カ月後とこれまでより早いペースでの交渉が見込まれる上、政府は交渉内容を明らかにしない方針で、国民への情報提供が不十分なまま交渉が進むことになる。(マレーシア・コタキナバルで、吉田通夫、寺岡秀樹)


TPP交渉の流れ

 715日  マレーシア会合が開幕
   23日   午後から日本が参加
   24日   午後から先行参加国が日本に交渉の現状を説明
   25日   会合最終日
 8月      交渉会合(ブルネイ?)
10月      首脳級会合(インドネシア・バリ島)※基本合意 目標
年内      ※交渉妥結 目標


◆遅れ

交渉会場となっているリゾートホテルの会議室。現地時間で午後215分ごろ、首席交渉官の鶴岡公二、同代理の大江博両氏を先頭に、交渉官ら約50人が一列に並んで会場に入った。TPP交渉は2010年に始まり、すでに3年。どこまで交渉が進み、日本の主張を反映する余地がどれぐらい残っているのか未知数で、交渉官の表情は一様に硬い。

会場入り口では立ち入りを厳しく制限して情報漏えいに神経をとがらせ、出てくる各国の交渉担当者は言葉少な。米国の男性交渉関係者は日本の参加について「まずは様子を見たい」と述べるにとどめ、ペルーの女性交渉関係者も「何も答えられない」と足早に立ち去った。

会議室のわきには、リゾートホテル特有の開放的なロビーが広がる。午前中の段階から、日本政府の交渉担当者は海外の関係者をつかまえて話し込む姿が見られた。「交渉の全体像を把握しなければ、効果的な主張はできない」(政府関係者)ため、交渉の遅れを取り戻そうと必死だ。


◆難解

参加が認められた日本には、現在各国が作成中の条文案など数千ページ分とされる電子文書も待ち受ける。政府は約100人の交渉団全体で分担して読み込むが、「交渉中の案も併記した難解な英文」(関係者)のため分析に時間がかかるという。

次回会合は1カ月後の8月下旬にブルネイで予定されており、これまで2カ月に1回程度だった開催ペースが早まる。また、日本が目指すコメなど農産品の関税維持など、参加国が2国間で調整してきた関税の議論も、全体会合で本格的に話し合う見通しだ。

TPPに賛成する経済団体の関係者からも「わずか1カ月後では、情報を分析して効果的な戦略を立てるのは難しいのではないか」と不安の声が漏れる。


◆不安

TPP交渉に遅れて参加したカナダやメキシコには、「すでに合意した事項は覆せない」などと早く妥結するための厳しい条件が突き付けられた。この日の会合を終えた大江氏は「日本が入ったことでより良い協定になるようにしたい」とだけ述べ、日本にも不利な制約が課されたのか明らかにしなかった。

政府内には関税など一部の協議が長引き、日本が主張できる機会が増えるという楽観論もくすぶる。ただ、交渉全体の進み具合について大江氏は「まだ把握できていない」と説明。会合の内容も「言えない」の一点張りで、賛否が分かれる国内に向けてどのような情報を開示していくのかも「12カ国で話し合わなければならない」。国民に十分な情報が明らかになる見通しはなく、不安な船出となった。


2013年7月24日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013072402000140.html


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