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2013年7月 8日 (月)

気になるニュース 136

 

100万人の母たち 七夕プロジェクト」の動画はこちら
引用書き起こし開始。 

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*選挙を歩く:脱原発願いどこへ


東日本大震災以降、大きなうねりを巻き起こした脱原発の世論。だが、昨年の衆院選や今年6月の東京都議選では再稼働を推進する自民党が大勝した。二つの「民意」が食い違う中、21日投開票の参院選で政治は脱原発の民意の受け皿をつくることができるのか。公示後初の日曜日となった7日、ドキュメンタリー映画「選挙」に出演した元川崎市議の山内和彦さん(48)と、東京選挙区で脱原発を掲げる候補3人の活動を見ながら考えた。(森本智之) 


◆受け皿づくり 手探り 

最初に訪れたのは首相官邸前。炎天下、脱原発を訴える市民らが「100万人の母たち 七夕プロジェクト」を開いていた。1000人(主催者発表)が参加し「忘れないフクシマ」などと書いた短冊をササに結んだ。 

その中に、みどりの風新人の丸子安子さん(45)がいた。参加者から声を掛けられ、握手する一幕はあったが、「今日は一参加者として来ただけです」と話し、選挙運動はしなかった。 

参加者の一人、馬場直子さん(41)はその理由を「脱原発を主張する候補は多く、市民団体もそれぞれ推す人がいる。特定の候補が演説したら、イベントが特定の政治色に染まってしまうかもしれない。そうしたら『変だな』と思う人はいるでしょうね」と推測。山内さんは「ここにいるだけで(選挙運動の)意味があるんでしょう」とみる。 

次に向かったのは、無所属新人の山本太郎さん(38)が街頭演説を行う秋葉原の歩行者天国。スタッフが「ネット選挙解禁です。どんどん写真撮って、ネットにアップしてください」と呼び掛けていた。ネット上の告知だけで数百人が集まっている。「知名度のなせるわざ。ネット選挙の恩恵を最も受けている一人でしょう」と山内さん。 

最後は、公示直前に民主の公認を取り消された無所属現職の大河原雅子さん(60)。新宿駅東南口の街頭演説には、小川敏夫元法相や、緑色のハンカチを振る支持者も大勢集まった。山内さんは「民主の支持層には浸透しているようだ」と話す。 

脱原発といっても戦い方は三者三様。山内さんは「まさに脱原発の市民運動を象徴している。個人個人の意思で緩やかにつながってきたからこそ、あれだけのうねりを生み出した」と指摘。逆に、それが選挙になると「誰かに絞り込んで支援することを難しくする」と分析する。 

受け皿をつくろうとする側も、一票を投じようとする側も手探りは続く。 

「タフな気持ちで粘り強くやるしかない」と話す山内さんは、この日一番印象に残ったこととして、官邸前に二児を連れて福島から来ていた佐々木るりさん(40)の言葉を挙げた。「どうしてこの思いが政治に届かないのか、はがゆいです。何をやってものれんに腕押しだけど、これで終わりにはできないんです」 


[映画「選挙」/「どぶ板」内幕描く] 

2005年の川崎市議補選に自民党公認で出馬した山内和彦さんのドキュメンタリー。「電柱にもおじぎ」を合言葉にしたどぶ板選挙の内幕を描いた。東大の同級生想田和弘さんが制作し、07年に公開。ニッポン型選挙として海外でも注目された。山内さんは2期目は出馬しなかったが、震災直後の11年川崎市議選で原発事故が取り上げられない状況に怒り、再び無所属で出馬して落選。その戦いぶりが「選挙2」となり、現在、公開されている。

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201378日 東京新聞朝刊 27面より


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