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2013年7月 1日 (月)

気になるニュース 125

 

沖縄のことは知らないことがいっぱいだ・・・
引用書き起こし開始。 

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*映画で知って 沖縄基地問題   


米軍のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する沖縄県東村・高江地区の住民たちを追った映画「標的の村」が8月、東京都内で公開される。監督した琉球朝日放送のキャスター、三上智恵さん(48)は「沖縄の現実を全国に知ってもらいたい」と話す。(小倉貞俊) 


◆オスプレイ配備の記録 地元TV局が制作 

「地方局発のドキュメンタリーは、系列局で深夜枠に放送される程度で、そのまま埋もれてしまう。どうすれば多くの人に沖縄の現実を伝えられるのか、その答えが劇場公開でした」。三上さんはこう力を込める。 

人口約160人の集落・高江は米軍北部訓練場に隣接し、周りを囲むように6つのヘリパッドの建設工事が進む。住民たちは2007年から建設反対の座り込みを続けてきた。国は5年前、これを「通行妨害」として住民たちを提訴した。ヘリパッドは米軍輸送機オスプレイが利用する。三上さんは「国は『オスプレイの配備は聞いていない』と住民をあざむいたまま建設を進めた。提訴は、国策反対への見せしめでした」と話す。 

カメラは妻、7歳の長女とともに訴えられた安次嶺(あしみね)現達さん一家に焦点を当てながら、上空を飛び交う米軍ヘリに悩まされ、今また、欠陥機といわれるオスプレイの飛来におびえる高江の住民の日常を追う。 

普天間飛行場(宜野湾市)へのオスプレイ配備が公表されると、県民の怒りが拡大。129月には抗議の県民大会に10万人が集結する。オスプレイは結局、101日に強行配備されてしまうが、前日には人々が同飛行場のゲート前に座り込み、22時間にわたって「完全封鎖」。大量動員された機動隊と衝突し、県民同士の対立という傷を残した。全国ニュースではほとんど報じられなかったこの光景の一部始終を、テレビ局で唯一、記録することになった。 


◆監督のキャスター 「切迫感を伝えたい」 

昨年12月に県内で放送した特別番組(46分)は、優れた番組を表彰するギャラクシー賞テレビ部門優秀賞などを受賞。劇場版はこれを90分に拡充した。「不特定多数が見るテレビには向かないシーンも盛り込めた。高江や普天間で車両の前に住民が身を投げ出したり、腕を組んで当局側に抵抗するなどの『非暴力・実力阻止』には賛否が分かれるかもしれないが、危うさや切迫感も包み隠さず伝えたい」 

三上さんは東京生まれ。子どものころから親の仕事の関係でたびたび訪れた沖縄が、心のよりどころになっていた。大阪の毎日放送にアナウンサーとして就職。8年目の1995年に阪神大震災に直面し「いつ死んでも後悔がない生き方を」と、同年10月の琉球朝日放送の開局とともに同局に移った。基地問題や沖縄戦など数々のドキュメンタリー番組を手掛け、受賞歴も少なくない。 

オスプレイ配備の朝、「17年間の報道の敗北」を感じ、あふれる涙をこらえられなかったという三上さん。だが「国の利益と沖縄の利益は一致しないことも多い。東京から発信されたニュースを沖縄の視点で伝え直す役割がある」と使命感を新たにしている。 

「沖縄は、日米の軍事的植民地。全国の関心はまだ薄い。知らないことが加害者になることもある。沖縄は何と戦っているのか、誰がこの状況をつくりだしているのか。それを作品の中で見届けてほしい」 

上映は810日からポレポレ東中野(東京都中野区)で。問い合わせは配給会社・東風=電0359191542=へ。

Tsnt



2013
71日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より
 

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