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2013年6月 5日 (水)

気になるニュース 83

 

恥ずかしいことだ・・・
引用書き起こし開始。 

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*国連で日本代表 「笑うな、黙れ」 


日本政府が従軍慰安婦問題で非難された国連の拷問禁止委員会で先月22日、ある珍事が起きていた。日本政府を代表する外務省の上田秀明・人権人道担当大使が、同委員会の審査会で「笑うな、シャラップ(黙れ)!」と叫び、参加者を凍り付かせたのだ。何があったのか。(出田阿生) 


◆「日本は人権先進国」に苦笑広がり 

「上田大使が怒鳴った後、会場全体がびっくりして、シーンと静まり返った。すごく居丈高な印象だった。日本政府を代表する人なのに…」 

日本弁護士連合会の代表団の一員として、スイス・ジュネーヴで開かれた拷問禁止委員会を傍聴していた小池振一郎弁護士はこう振り返る。 

同委員会は残酷で非人道的な扱い・刑罰を禁ずる国連の「拷問等禁止条約」が守られているかを調べる国際人権機関。10人の委員が数年に一度、各国を審査する。日本は1999年に加入し、先月2122の両日、6年ぶり2回目の審査を受けた。 

小池弁護士によると、上田大使の発言の引き金となったのは「(日本の刑事司法が)中世のようだ」としたアフリカ・モーリシャス共和国のドマー委員の発言だった。 

前回審査でも、日本は代用監獄制度などの冤罪(えんざい)を生む温床を改善するよう委員会から勧告されていた。今回も複数の委員から質問が相次ぎ、ドマー委員は「自白に頼りすぎでは。中世の名残だ。日本の刑事手続きを国際水準に合わせる必要がある」と指摘した。 

この後、あいさつに立った上田大使は「先ほど『中世だ』という発言があったが、日本は世界一の人権先進国だ」と強調。直後に誇張しすぎたと思ったのか「先進国のひとつ」と言い直した。「これを聞いて、会場には静かな苦笑が広がった」(小池弁護士)。すると、上田大使は突然、「なぜ笑うんだ、笑うな、シャラップ、シャラップ!」と叫んだという。 

「日本人のちょっとヘンな英語」などの著書がある英会話学校経営デイビッド・セインさんは「『シャラップ』は主に大人が子どもをしかるときか、幼児が使う。大人は口げんかでもあまり使わない。だから、大使の言葉にみんなびっくりしたのは分かる」と話す。 

セインさんによると、「黙れ!」というより、「てめえ、黙りやがれ!」というような強いニュアンスがあり、「知的な表現とは言えない」。公式の場の発言としては不適切に違いない。 

ちなみに上田大使は元外務省職員で、ポーランドやオーストラリア大使を歴任。「国際社会協力部長時代に人権分野を扱った経歴もあって、2008年に二代目の人権人道担当大使に任命された」(外務省人権人道課の担当者)という。 

「国連の委員会の意義は、各国政府と委員が建設的な対話をすること。日本はその意義も分からない国なのか、と思われたのではないか」と小池弁護士は懸念する。 

「アフリカの国」を意識したとすれば、横浜市内で開催されたアフリカ開発会議で、安倍晋三首相が「援助対象ではなく、対等なパートナー」とアフリカ諸国を持ち上げた言葉もむなしい。 

橋下徹大阪市長、安倍首相、そして「イスラム諸国はけんかばかり」とオリンピック招致に絡んで発言した猪瀬直樹東京都知事…。海外からの「稚拙な国」という印象を確信させかねない発言がまた飛び出した。 


201365日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 

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