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2013年6月 1日 (土)

気になるニュース 75

 

純米酒が飲める幸せ・・・てか4号瓶?4合瓶?
引用書き起こし開始。 

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*酒酌み交わし憲法語ろう 


「酒を酌み交わしニッポンを語ってみる そんな刻(じかん)、時には…いいかも」。長野県松本市の岩波酒造が先月下旬、こんな広告を地元紙に掲載した。議題として挙げたのが「憲法」 と 「東日本大震災」。飲んで騒いで不満を発散するのもよいが、学生時代のように仲間と熱い議論をするのも悪くない─。(小坂井文彦)


酒の写真の上部にかかれた広告文はこう続く。「政府主導の戦争放棄と、国民主権(中略)誰が作ったかではなく、何を謳(うた)っているかですよね。こんな素敵(すてき)な憲法、ちょっとない。」

考案したのは岩波酒造広告担当の内木敏さんだ。「意見広告ではありません。ざっくばらんに飲む時、難しい話題を酒のさかなにして飲む時があっていいのでは、という提案です」

内木さんによると、長野県は議論好きが多いが、酒を飲んで議論する機会は、若者を中心に減る傾向があるという。「改憲が参院選の争点になりかねない状況ですから。ただし、どこかの政党に加担する気はありません」

飲んで憲法の議論を、と思い付いた人はほかにもいる。NPO法人「ねっとわーく京都21」(京都市)前代表の池田豊さんは、俳優の佐々木蔵之介さんの実家で知られる佐々木酒造(京都市)の前社長と親しかったことから思い付き、2004年に日本酒「九条」を誕生させた。

その後、第一次安倍政権が「改憲」を声高に訴えるようになり、池田さんは「改憲の危機を感じ、身近なところで、酒を酌み交わしながら、憲法9条の素晴らしさを語り合えればと思うようになった」と言う。

毎年、新酒のできる12月に発売。4号瓶換算で約2000本を販売している。

「九条」に刺激を受けて京都弁護士会が主体となり、05年に作ったのが日本酒「憲法と人権」だ。同じく、佐々木酒造に依頼し、新酒として約500本を製造している。山口治男弁護士は「東京の会合に京都弁護士会から持参し、振る舞ったこともあります。味もよく評判が良い」。

佐々木酒造の佐々木晃社長は「難しいことは考えていない。酒さえ飲んでもらえれば。どこかの党員と思われることもあるが、思想は特にありません。節操がないとも言われます」と笑う。

◆「二度と戦争するな」蔵元の思い

岡山県真庭市の蔵元「辻本店」でも、06年に岡山九条の会からの依頼で、日本酒「九条酒」を製造した。4合瓶の2本セットで、憲法91項と同2項がそれぞれのラベルに印字されている。

販売に当たっては、趣旨に賛同した当時の社長、故辻均一郎氏のコメントが添えられていた。戦時中、物資の不足から純米酒を造れなくなり、醸造用アルコールや糖類を多量に添加した劣悪な「三増酒」がまん延した歴史を紹介し、こう結ばれている。

「二度と戦争を起こしてはいけない、と多くの国民が感じているが、その思いは個々の段階で止まっている。そのような多くの方たちとの連携にこの『九条の酒』がお役に立てば幸いである」


201361日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より



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