« 気になるニュース 107 | トップページ | 気になるニュース 109 »

2013年6月20日 (木)

気になるニュース 108

 

今は被災者やふくいち作業員の支援に使ってほしい・・・
引用書き起こし開始。 

------------------------------------------------------------------------


*政権交代時の官房機密費 残額「答えられない」 


民主党政権から引き継ぎを受けた際、内閣官房報償費(官房機密費)の残額がいくらだったかは「答えられない」。安倍内閣が、こんな答弁書を閣議決定した。民主党政権では2009年の政権獲得時、残額がゼロだったことを認めていた。安倍内閣になり、使途の不明朗さがつきまとう機密費の闇は深まるばかりだ。(佐藤圭)


◆使い切りが慣例? 安倍内閣 深まる闇

「政権交代時の残高などを明らかにすると、情報収集が困難になる。お答えを差し控えたい」。共産党の赤嶺政賢衆院議員らの質問主意書への答弁は、素っ気ないものだった。

答弁書によると、安倍政権が発足した昨年1226日から今月12日までに官房長官に支出された機密費は約63000万円だった。個別の使途はまったく明らかにされていない。

赤嶺氏らが政権交代時の残高を問うたのは「前例」があるからだ。鳩山内閣の平野博文官房長官は0911月、政権交代で麻生内閣から引き継ぎを受けた際、機密費の残高は「全くなかった」と暴露した。

麻生内閣の河村建夫官房長官は、民主党に大敗した衆院選2日後の91日付で、25000万円を引き出していた。政権与党として「死に体」になっていたのに、わずかな間に全額を使い切っていたわけだ。

もっとも以前から、機密費の使い切りは「慣例」になっていたとみられる。小渕内閣で官房副長官を務めた鈴木宗男・新党大地代表は雑誌の手記で「内閣が代わる際には、金庫に残っていた機密費を空にして引き渡すというのが『慣例』となっていた」と記している。

それ以外にも、使い切りをうかがわせる事例がある。ほかならぬ安倍晋三首相が官房長官だった小泉内閣だ。

大阪の市民団体が機密費の使途公開を求めた訴訟で、内閣官房は、安倍官房長官時代の0511月から069月までの官房機密費に関する資料を提出している。

その資料を原告側が分析したところ、小泉内閣として最後の機密費の使用目的が「政策推進費」となっていた。

政策推進費とは、「高度な政策的判断」で使用できるもの。会合などの「調査情報対策費」、雑多な経費の「活動関係費」と比べても、領収書なしに、何にでも使えるカネだ。

原告弁護人の辻公雄弁護士は「安倍氏が最後に政策推進費名目で機密費を引き出し、金庫を空っぽにした様子がうかがえる。不正な使い道しか考えられない」と指摘する。

民主党は機密費の透明化に前向きな姿勢を示していたが、政権を獲得した途端、使途や金額を公表しない方針を打ち出した。野田内閣の藤村修官房長官は昨年12月、一定期間後に支払期日と金額だけを公表する私案を発表したが、政権交代でそのままになった。安倍内閣では、そうした動きも消えてしまいかねない。

沖縄を基盤とする赤嶺氏は「沖縄では県知事選で機密費が使われたとの報道や証言が後を絶たない。沖縄の民意を闇のカネでゆがめることなど絶対に許されない。疑惑がなくならない機密費は廃止するべきだ」と話している。


[官房機密費]
国の事業を円滑に行うため機動的に使うとされる経費。取り扱い責任者は官房長官。国内外の情報収集などが目的とされるが、国会対策や、重要な国政選挙・知事選などの「軍資金」に使われていたとの証言もある。支出先との信頼関係を理由に使途は一切公開されていない。年間約12億円前後が支出されている。


2013620日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より


« 気になるニュース 107 | トップページ | 気になるニュース 109 »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ