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2013年6月18日 (火)

気になるニュース 106

 

一切答えないということは・・・
引用書き起こし開始。 

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*暴かれる政府の監視 米英機関 通信傍受 


英政府が国際会議で他国の政府代表団の電子メールや電話を傍受していたことを英紙が暴いた。米当局がテロ対策を名目に個人の通信情報を収集していたことが、米中央情報局(CIA)元職員の告発で暴露されたばかりで、17日開幕した主要国(G8)首脳会議に波紋を広げるテーマに急浮上してきた。シリア問題をはじめ山積する課題をめぐり、首脳間の結束を示すべき場で、米英首脳が釈明に追われる事態も考えられる。(ベルファスト・石川保典、ロンドン・宮本隆彦)


[米英機関の情報収集問題の過程]
2013
66日  米国家安全保障局(NSA)による市民の通話履歴やインターネット情報収集が
       
米英主要メディアの報道で表面化

   7日  米中首脳会談がサイバーセキュリティーに関するルールづくりの重要性で一致

   
9日  NSAによる個人情報収集活動を暴露したのは、米中央情報局(CIA)元職員
        
エドワード・スノーデン氏(29)と判明

  1
1日  IT大手が米政府に対し、当局からの情報提供要請の件数などの公表を認める
        
よう要求

  
12日  米司法当局がスノーデン氏の刑事訴追を準備しているとメディアが報道

        
NSAのアレグザンダー局長は、情報収集は米国や同盟国の安全を守るための正
        
当な活動と強調

  
13日  NSAが世界で61000件以上のハッキング作戦を実施、うち数百件は中国
       
本土や香港を対象にしているとのスノーデン氏の証言を香港紙が報道

  
16日  英国が2009年の20カ国・地域(G20)首脳会議などで代表団の電子メールや
        
電話のやりとりを傍受していたと、スノーデン氏提供の文書を基に英紙が報道
  
(日付は現地時間)


17日付の英紙ガーディアンが入手した内部文書は、国際会議の舞台裏で英政府が情報機関の政府通信本部(GCHQ)を活用していた実態を赤裸々に描く。


●リアルタイム

情報収集の舞台は、20094月にロンドンで開催された20カ国・地域(G20)の首脳会議と、同年9月のG20財務相・中央銀行総裁会議。

GCHQのオペレーションセンターに設けられた15メートル四方の大画面に、傍受した電話の内容がリアルタイムで表示される。各国代表団を監視する分析官45人が分析した情報は、直ちに英政府高官に伝達された。内部文書は「誰が誰に電話したのかが瞬時に分かり、自動的に情報が蓄積されるシステムを初めてつくりだした」と自賛する。

GCHQは電子や電波情報を収集する巨大な情報機関。当時、各国当局者に愛用者が多かったスマートフォン「ブラックベリー」の電子メールの傍受にも成功したという。英政府はハッキングしてでも、前年の世界金融危機を受けた世界金融サミットの議長国として、他国の動向を把握して交渉を有利に運ぼうとしたとみられる。

ガーディアン紙は今月上旬、米国の国家安全保障局(NSA)が市民の電子メール情報などをハッキングしている極秘プログラム「プリズム」の存在を報道。同紙に内部告発したCIA元職員エドワード・スノーデン氏から、今回の内部文書も入手したという。G20でロシアのメドベージェフ大統領(当時)が滞在中のロンドンからモスクワにかけた、暗号化された電話の内容を傍受しようとした米NSAに関する記録もあり、米英両国の情報機関の緊密な連携をうかがわせる。

今回のG8は、際どい情報収集活動が明らかになった直後というタイミングで、当事国の英国で開かれることになった。


●違法性議論も

米国が収集した通話記録やネット情報は、同盟国と共有していたとされ、英国ではその違法性をめぐる議論が起きている。欧州でも懸念が広がり、キャメロン首相はG8で非公式に議論する可能性を示唆している。

欧州が問題視するのは、プリズムがフェイスブックやグーグルなどネット大手から非公開の個人の通信情報を収集しており、監視対象が米国以外にも広がっている可能性が高いからだ。

欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会のレディング副委員長(司法担当)は、米検事総長あての質問状で「欧州市民の基本的人権に悪影響を及ぼす恐れがある」と懸念を表明。欧州市民が情報収集の対象となっているのかなどを明らかにするよう求めている。

欧州議会のフェルバー議員(ドイツ)はロイター通信に、旧東独の国家保安省(シュタージ)になぞらえてプリズムを批判。「こんな手法は東独の崩壊でなくなったと思っていた」と皮肉った。

サミット後の1819の両日、オバマ大統領はドイツを訪問する。独メディアは大統領のスローガンをもじり「イエス・ウィ・スキャン(そう、私たちは監視している)」とやゆ。メルケル首相は首脳会談でプリズムの問題を取り上げる意向を示している。


[英首相「ノーコメント」]
【ベルファスト=石川保典】英国のキャメロン首相は17日、英紙ガーディアンの報道に関し、英・北アイルランドで同日開催するG8では同様の情報活動をしていないことを各国首脳に保証できるのかと報道陣に問われ、「国家の安全と情報活動に関する質問には、これまでと同様、一切答えない」と述べた。


2013618日 東京新聞 核心 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013061802000113.html


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