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2013年6月13日 (木)

気になるニュース 100

 

受賞おめでとうございます。
引用書き起こし開始。 

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*日隅一雄賞 特別賞に本紙「こちら特報部」

◆揺るがぬ原発報道を評価 

市民の立場から権力をチェックするための情報公開の推進に貢献した個人や団体に与えられる第1回「日隅(ひずみ)一雄賞」が12日発表され、大賞にNPO法人・情報公開クリアリングハウス、特別賞に原発報道を継続してきた東京新聞「こちら特報部」が選ばれた。=関連28 

奨励賞には、市民放射能測定所(CRMS)と福島原発告訴団の2団体が選ばれた。 

日隅さんは新聞記者をへて弁護士となり、沖縄返還密約情報開示訴訟などに取り組み、福島第一原発事故では政府や東京電力の責任を追及し、ブログ「情報流通促進計画」などで発信。昨年6月に49歳で亡くなった。 

弁護士やジャーナリスト有志が遺志を受け継ぎ、「情報公開の徹底」 「市民メディアの発展」などに取り組む団体や個人を励ますため、昨年12月に「日隅一雄・情報流通促進基金」を設立した。 

授賞式は命日に当たる同日、東京都内で開催。審査員の岩崎貞明メディア総研事務局長は「こちら特報部」について「揺るがぬ報道姿勢は市民の側に立って権力を監視する、マスメディアの忘れられた存在意義を体現している」と講評した。 


2013613日 東京新聞朝刊 1面より 



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*日隅賞・大賞 情報公開クリアリングハウス 

◆情報公開制度の礎を形に

日隅(ひずみ)一雄賞の大賞を受賞したNPO法人・情報公開クリアリングハウスは1980年の発足以来、情報公開制度の礎を形作ってきた実績が評価された。原点には、行政が独占する情報を持たないがゆえに救済されなかった公害や薬害の被害者の存在があった。福島第一原発事故後は、関係する公文書を情報公開請求し、市民が広く閲覧できるプロジェクトに取り組む。
1面参照)

活動の中心を担うのは、三木由希子理事長(40)。大学入試センター試験の自身の得点を知ろうと、当時のメンバーから助言を受けて開示請求したのがきっかけで参加した。大卒後も活動を続け、22年目となる。

どの役所が情報を取りまとめているか、どんな行政文書が存在するのか。99年に情報公開法が制定されたが、使わなければ意味がない。市民に活用の手助けをする。

福島県が実施する子どもの甲状腺検査の公開請求では、専門委員会の会議資料で公開されたデータとほぼ同じ情報が、黒塗りで出てきた。一方で専門委内部で県民の個人情報が流出するなど、ずさんに扱われていたケースもあり、ちぐはぐな対応が際だった。

「私たちはこれからずっと、原発事故の影響下で生きていく。事故当時何が起きたのか、今何が行われているのか。しっかり見ていきたい」と話す。


◆奨励賞 
市民放射能測定所/汚染実態を公表
福島原発告訴団/事故の責任追及

奨励賞を受けたのは市民放射能測定所(CRMS)と、福島原発告訴団の2団体。

CRMSは、原発事故直後に放射線被ばくによる健康被害を最小限にとどめようと、代表を務める福島県いわき市の丸森あやさん(46)らが、京都大原子炉実験所の小出裕章助教ら内外の専門家の協力を得て、20117月に設立した。

測定所8カ所、5種類の測定器を使い、1年半で約7000件の食品の放射能測定を実施し、専用の医療機材で内部被ばくも測定した。講演会や健康相談会など情報提供にも努め、今年5月には福島市立公会堂の土壌で1キロ当たり43万ベクレル超の放射性セシウムを計測・公表するなど、市民の手で汚染実態を公表した。

福島原発告訴団を率いている武藤類子さん(59)は、市民の手で原発事故の刑事責任を明らかにしようとする活動が評価された。避難や賠償で引き裂かれる福島の人々への人権侵害を訴え、123月に告訴団を結成。同6月、福島県民を中心として、東京電力役員と政府関係者を刑事告訴した。

武藤さんが脱原発運動を始めたのはチェルノブイリ事故がきっかけ。全国を回り、第二告訴分もあわせると約14000人の告訴・告発人を集めた。


2013613日 東京新聞朝刊 28面より


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