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2013年5月 1日 (水)

気になるニュース 31

 

沖縄のことどう思ってるんだろう?
引用書き起こし開始。

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*沖縄の神経 また逆なで 主権回復の日に「天皇陛下万歳」



府が先月28日開いた「主権回復の日」の式典会場で、天皇、皇后両陛下を前に国会議員ら出席者が万歳三唱したことが波紋を広げている。式典は日本から切り離された「屈辱の日」として沖縄県民に猛反発され、お祝い色をなくして開催したはずだった。議員たちの歴史認識はどうなっているのか。(上田千秋)


◆首相が国会議員が

「日の丸をバックに、天皇陛下に向かって万歳を叫ぶなんてとんでもない。県民は皆、大変な怒りを持って受け止めている」。自身は開催に反対して欠席した沖縄2区(宜野湾市など)選出の照屋寛徳(かんとく)衆院議員(社民党)は語気を強めた。

式典は東京・永田町の憲政記念館で開かれ、沖縄に配慮して祝賀行事とはせず、天皇陛下のお言葉もなかった。ところが菅義偉官房長官が閉式の辞を述べた直後、会場内から男性の声で突然、「天皇陛下バンザーイ」と叫ぶ声が上がった。

それにつられる形で壇上にいた安倍晋三首相や伊吹文明衆院議長らをはじめ、各知事を含む出席者の多くが万歳三唱。両陛下はやや困惑したような表情を浮かべ、そのまま退席された。

菅官房長官は30日の記者会見で「政府の式典にはなかったことで、全く予想していなかった。政府として論評すべきでない」と釈明に追われたが、照屋氏は「憲法を改悪し、国民主権から天皇主権に変えようという安倍政権の意図を感じた。沖縄の歴史を知らなすぎる」と憤る。

沖縄県民が神経をとがらせるのには理由がある。太平洋戦争中、国民は「天皇は神」 「日本軍は皇軍(天皇の軍隊)」と教え込まれた。唯一地上戦となった沖縄では、住民が旧日本兵とともに「天皇陛下万歳」と叫びながら自ら命を絶った。

第一次大戦から終戦まで日本の統治下にあり、沖縄からの入植者が多かった米サイパン島北端には「バンザイクリフ」と名付けられた岬がある。

19446月、米軍が島の南部に上陸して進攻。追い詰められた旧日本兵や住民らが、次々に岬から海に身を投げて「玉砕」した。このとき「天皇陛下万歳」と叫んでいたことに由来する。この犠牲に両陛下は心を痛め、2005年に島を慰霊訪問した際、岬で黙とうされた。

万歳三唱について、琉球大の高嶋伸欣(のぶよし)名誉教授(教育学)は「沖縄はもちろん、アジア各国に与えた影響も大きいだろう」と危惧する。

安倍首相は先月24日、閣僚や超党派の国会議員が行った靖国神社参拝に中韓両国が反発すると「国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前のこと」などと、強気の姿勢で応じた。

その直後の出来事だけに「やはり日本では右傾化の動きがエスカレートしていると思われ、中韓が警戒心を強める結果になった可能性がある」。

「天皇陛下万」と叫んだのは自民党の国会議員とみられるが、取材に回答はなかった。戦後70年近くがたち、国会議員の中にも戦争経験者はほとんどいなくなった。

高嶋氏はこう提言する。「今回発声した張本人だけでなく、大半の議員が沖縄の人の神経を逆なでしたことに気付いていない。世代交代が進んで歴史を教える人がいなくなった今、議員は勉強会でもなんでも開いて、一から歴史を学び直す必要があるのではないか」


201351日 東京新聞 ニュースの追跡より 

 

 

 

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