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2013年5月29日 (水)

気になるニュース 67

 

農薬ムラとかあるんだろうか・・・
引用書き起こし開始。 

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*ミツバチ大量死 日本重い腰 


日本を含む世界各地でミツバチの大量死が相次ぐ中、欧州連合(EU)が、その原因の一つとされる「ネオニコチノイド(ネオニコ)系農薬」の一部使用を禁止する。ネオニコ系農薬は日本でも製造、販売されているが、農林水産省は規制に及び腰だ。(佐藤圭)


◆ネオニコ系農薬のせい?

「欧州各国は、健康に被害を及ぼしかねないことについては、科学的に十分解明されていない時点でも早めに対策を講じる『予防原則』の立場をとっている。今回も、この原則に基づいて行動した。日本も禁止すべきだ」

NPO法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」理事の水野玲子氏は、EUの対応を高く評価する。

EUの欧州委員会は今月24日、ネオニコ系農薬7種類のうち、クロチアニジンなど3種類の使用を今年12月からEU全域で禁止することを決定した。同委は、ミツバチに有害であることを確認したと説明している。水野氏によれば、米科学誌サイエンスや英科学誌ネイチャーが昨年、ネオニコ系農薬とミツバチの大量死を結び付ける論文を掲載したこともEUに影響を与えたようだ。論文によれば、ミツバチの中枢神経に作用し、行動が鈍くなることによって死亡率が高まるという。

ミツバチが大量死したり、群れごと姿を消したりする異常現象は1990年代ごろから欧州で頻発するようになった。日本では2005年、岩手県で大量死が報告されたのを手始めに、全国に被害が広がっている。原因としては、農薬やウイルス、ダニ、環境の悪化などが挙がっているが、中でも有力視されるのがネオニコ系農薬だ。

ネオニコ系農薬は90年ごろに開発された。開発企業などは「従来の有機リン系農薬に比べると、毒性が低く、量が少なくても効果が高い」などと宣伝してきた。日本でも、水田のカメムシ防除や松枯れ防止、シロアリ駆除剤など幅広く使用されている。

国内の公的機関では唯一、畜産草地研究所(茨城県つくば市)が、ミツバチの大量死について調べている。09年の調査では、養蜂家が農薬で大量死したとして持ち込んだミツバチの9割以上からネオニコ系農薬が検出されたが、原因の特定にはいたらなかった。

木村澄主任研究員は「大量死と農薬は何らかの関係はあると思うが、大量死以外のミツバチのデータを集めることができず、農薬が原因とは言えなかった」と説明する。

EU一部禁止 「空中散布は即時中止を」

農水省は同研究所の調査を盾に、EUの動きもどこ吹く風だ。農薬対策室の楠川雅史課長補佐は「(同研究所の調査では)大量死の原因は不明だ。今のところ(ネオニコ系農薬の)規制は考えていない」と素っ気ない。

「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」は10年と11年の2回、ネオニコ系農薬の使用中止を求める緊急提言を当時与党の民主党などに提出した。ミツバチにとどまらず、生態系や人体への影響についても警告を発している。

水野氏は「日本はネオニコ系農薬を規制しないどころか、まだ推奨している。取り返しのつかない事態になる前に、少なくともイネのカメムシ防除と松枯れ防止の空中散布は即時中止すべきだ」と訴えている。


2013529日 東京新聞 こちら特報部:ニュースの追跡より





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