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2013年5月21日 (火)

気になるニュース 54

 

こんなのもあるし・・・→ 【教科書記述 確定事実に限定 自民参院選政策集 偏向是正はかる】
引用書き起こし開始。 

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*歴史認識失言 なぜ続く 独元大統領に学べ 


日本維新の会共同代表らの相次ぐ歴史認識発言は、みんなの党が参院選で選挙協力しないという騒動に発展した。「歴史に目をつぶるものは未来が見えない」。朴槿恵(パククネ)韓国大統領が今月上旬の訪米中に日本を批判した発言は、同じ敗戦国だったドイツのワイツゼッカー元大統領の著名な警句を踏襲している。今、ワイツゼッカー氏に学ぶべきこととは。(林啓太) 


「過去に目を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」 

198558日。ドイツの敗戦から40周年の記念日に、当時のワイツゼッカー大統領は連邦会議での演説で「罪の有無、老若いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けなければならない」と呼び掛けた。 

2次世界大戦中にチェコやポーランドなど近隣の国々を侵略。ナチスの主導でユダヤ人600万人以上を虐殺したとされる。戦前に朝鮮半島や台湾を植民地支配し、中国などに侵略した日本と歴史的な背景が似ている。 

同氏は、なぜ自国の「恥部」に向き合う発言ができたのか。 

在独ジャーナリストの熊谷徹氏は「ドイツではナチスを『悪』として否定することは、政治家であり続ける前提だ」と話す。「子どもらに、教科書でユダヤ人の大量虐殺の事実を徹底して教え込む。ナチスの犯罪については時効を廃止し永遠に罪を追及する。政治家がナチスを擁護する発言をすれば、世論からたたかれて失脚するだろう」 

共立女子大の永井清彦元教授(ドイツ現代史)は「ドイツ人の大半が『ナチスの残虐な行為は知らなかった』という立場から、50年代後半に文学者から罪を問い直す動きが出てきた。68年の学生運動では父母の世代のナチス時代の罪を激しく追及した」と語る。 

一方、日本はどうか。 

安倍晋三首相は4月、侵略戦争を謝罪した村山富市首相談話について「安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」と説明。朴氏が米上下両院合同会議の演説で安倍内閣を暗に批判すると、15日の国会で「侵略しなかったと言ったことは今まで一度もない」とし、村山談話を踏襲すると軌道修正した。 

だが、日本維新の会は迷走を続ける。橋下徹共同代表が13日に従軍慰安婦制度を「当時は軍の規律を維持するために必要だった」と発言し、国内外から批判を浴びた。 

19日の石原慎太郎共同代表との会談でも「丁寧に説明したい」 と発言を撤回しなかった。「軍と売春は付きもの」と橋下氏をかばってきた石原氏も、過去の戦争を「侵略には当たらない」と正当化し続けている。 

ワイツゼッカー氏は95年に中日新聞社(東京新聞)の招きで来日して講演。「謝罪はうそ偽りのない謝罪でなければ効果はない。心からの謝罪でなければやめておくべきだ」 「もしドイツの責任ある政治家が、自国の戦争中の好意を歴史的に評価できなければ、外交上の重大な結果をもたらすだろう」などと警告した。 

熊谷氏は「ナチス時代の歴史との間に境界線を引いたのに比べ、日本は権力構造で戦前と戦後の連続性が大きい」と指摘。 

永井氏も「村山談話さえ否定する動きがあっては、周辺国の信頼は得難い」とし、こう唱える。 

「橋下氏らは、日本の本当の国益をどう考えているのか。今こそ、ワイツゼッカー氏の政治家としての現実感覚に学ぶべきではないでしょうか」 


2013521日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡より 

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