« 気になるニュース 5 | トップページ | チェルノ記事 »

2013年4月10日 (水)

気になるニュース 6

 

漏れ漏れですが・・・大丈夫なのか?
引用書き起こし開始。

-------------------------------------------------------------------------


*破綻した汚染水処理 規制委 危機感薄く


東京電力福島第一原発の地下貯水池で9日、3カ所目の水漏れが確実となり、貯水池は汚染水を長期間貯蔵できるようなものではないことが明白になった。放射性セシウムはおおむね除去されているとはいえ、有害な放射性ストロンチウムなどが含まれ、地中に漏れた汚染水が海を汚さないか、地元の不安は強い。しかし、監視役の原子力規制委員会の危機感は薄く、貯水池の継続使用を認める考えだ。大丈夫なのか。(加藤裕治、加賀大介)


*構造的問題

9日午後1時すぎ、規制委事務局の森本英香次長が「移送先の貯水池でも、汚染水が漏れたことを示すデータがあった」と第一報を発表した。

これで汚染水が漏れた貯水池は3つ目。東電は、水漏れ地点は貯水池の上部で、水位を満水時の8割程度まで下げれば「安全」と強調していたが、今回は半分程度の水位で漏れが確認された。つまり貯水池には構造的な問題があるのか、施工時のミスなのか、いずれかの可能性が高まった。

もはや汚染水貯蔵には使えないはずだが、規制委が指示したのは、データをさらに詳しく調べることだけ。

森本氏は、8日に規制委の更田豊志委員が示した「今後も貯水池の使用を認める」という方針を維持する考えを繰り返した。森本氏はその理由を「ほかに汚染水をためる場所がない」 「漏れている量が少ない」と説明した。

規制委よりも東電の方が貯水池の使用をためらい、空いている地上タンクをかき集め、何とか緊急事態をしのごうと動いた。

東電の対応を聞いた、規制委職員は「真水を入れるタンクに汚染水を入れるのですか?汚染が新たなタンクに広がりませんか」と、水漏れで放射能汚染が広がることより、設備の汚染を心配した。

*地下水脈

貯水池から地中に漏れた処理水は、セシウムを除去してあるとはいえ、人体に有害なストロンチウムなどは取り除いておらず、れっきとした汚染水だ。

東電は、今のところ「海には流れ込んでいない」としている。ただし、福島第一の敷地内では建屋地下に1日約400トンの地下水が流入。そのことは、かなりの量の地下水が、貯水池のある山側から、大破した原子炉建屋が並ぶ海側へと流れていることを示す。山側が汚染されれば、海も汚染される可能性は十分にある。

貯水池は、海から約800メートル離れているとはいえ、原発事故後、地下水の水位がかなり高くなっており、貯水池から漏れた放射性物質が、地下水脈に乗りやすいのも事実だ。

原発事故が起きる前は、建屋周りの地下水を立て坑からくみ出していたが、事故後はポンプ故障や立て坑が、がれきに埋もれて使えなくなり、地下水位はコントロールできていない。

セシウムに比べ有害性が一段下に思われがちなストロンチウムは、骨にたまると長期間被ばくする危険性がある。

泥や粘土に吸着されやすいセシウムに対し、ストロンチウムにはそうした性質はあまりない。しかし、いったん地中に広がれば、移動しやすく、その点は、むしろやっかいともいえる。

上智大学の広瀬勝己客員教授(環境放射能)は「濃度が不明なので影響の大きさは分からないが、海に出れば魚に蓄積され、潮の流れでも拡散する。十分な監視が必要だ」と指摘した。


2013410日 東京新聞 核心
http://www.tokyo-p.co.jp/article/kakushin/list/CK2013041002000114.html


« 気になるニュース 5 | トップページ | チェルノ記事 »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ