« 気になるニュース 24 | トップページ | 眠いけど »

2013年4月25日 (木)

気になるニュース 25

 

作業員がさらに被ばくする=人手が足りない・・・からタンク増設を急がなかった・・・とか?
引用書き起こし開始。

----------------------------------------------------------------------


*東電 場当たり対応 回避できた汚染水漏れ


東京電力福島第一原発で汚染水が漏れた地下貯水池は1月、東電の甘い対応の末、安易に使われ始めていた。その経過を追うと、東電が汚染水を貯蔵するタンク増設を渋り、規制機関も池に汚染水を入れる危険性をきちんと認識していなかった状況が浮かんだ。裏返せば、今回の汚染水処理の危機は十分回避できる可能性があったことも示している。(清水祐樹、小野沢健太)


■楽観

毎日400トンずつ増える汚染水は、福島第一原発が現在直面している最大の課題だ。対策の手を抜けば、それだけ事態が悪化することは確実になる問題だが、東電の意識は甘かった。

「東電はタンクが必要になってから、その分だけ造るという姿勢だった」

甘い規制しかしなかったと批判され、廃止された旧経済産業省原子力安全・保安院の担当者(当時)ですら、東電の姿勢は業を煮やすほどだった。

その背景には、9月(昨年)になれば、従来の除染装置では除去できなかったストロンチウムなど約60種類の放射性物質を除去できる新しい除染装置が稼働する、との思い込みがあった。

保安院からは、稼働できなかった場合でもタンクが不足しないよう、今後3年間の計画を立てることを求められ、計画はつくったものの、その後の増設は必要最小限のペースでしか進められなかった。

新装置さえ稼働すれば、わざわざタンクを造らなくても、計58000トンの容量がある地下貯水池に入れれば済む─との楽観ムードもあった。

■混乱

だが、そんな期待は昨年9月、見事に打ち砕かれた。新装置は安全対策が不十分と判断され、保安院から運転開始に待ったがかかったからだ。

東電の混乱ぶりは今後の汚染水処理の予測資料を見ても歴然としている。工事が予定通り進んでいないのか、タンク容量予測が突然何千トンも減ったり、何とか目標量に届かそうとして、タンクが1基できるたびに容量予測を増やしたり…。

9月までのゆったりした予測グラフが姿を潜め、毎週毎週、予測がめまぐるしく変わるようになった。

年内は何とかしのいだものの、年末に最後の1基が完成した後、次にタンクが完成するのは翌年3月。

従来の鋼板をボルト締めでつなぎ合わせて造るなら1週間ほどで完成するが、この後、主役にしようとしていたのは、耐久性はあるが完成まで2カ月ほどかかる溶接型タンクだったからだ。

年明け、空きタンクがなくなり、汚染水の行き場がなくなることが確実となった。

■泥縄

18日、東電本店の担当者が、東京・六本木の原子力規制委員会事務局を訪れた。ほぼ毎日の福島第一原発の作業報告のためだが、地下貯水池に汚染水を入れ始めたことを報告した。

本来、池に入れる予定だった新装置で浄化した水に比べて、約600万倍も放射性物質に汚染された水だ。

だが、規制委事務局は報告をそのまま受け入れ、面談は15分程間で終わった。事務局担当者は「貯水池の健全性(漏れる可能性)はあまり心配していなかった。それより、タンクが足りなくなったことが深刻だった」と振り返った。

汚染水漏れが発覚して5日後の410日、東電は池の継続使用をやめ、新たに地上タンク約2万トン分を6月までに造り、池の水を全てタンクに移送する決断をした。

やる気になればできるのに、やろうとせず泥縄式の対応をした東電。先回りして危険を防ぐはずの規制委も、期待される役割を十分に果たせなかった。


*県廃炉監視協 移送状況を調査

■「仮設設備多く 潜在的リスク」

東京電力福島第一原発の地下貯水池から放射性物質に汚染された水が相次いで漏れた事故で、福島県の廃炉安全監視協議会は24日、地上タンクへの汚染水の移送状況などを現地調査した。

調査には県、周辺市町村の担当者や土木の専門家ら計20人が参加。調査後、県原子力安全対策課の渡辺仁課長は「仮設の設備が多く、潜在的リスクがある。ミスが起きてもトラブルに至らないような管理も必要だ」と話した。

協議会のメンバーは、漏えいが判明した13番貯水池のほか、移送作業中に漏れが見つかった3番貯水池のパイプや、移送先となる地上タンクなどを見て回った。

専門家からは、貯水池周辺の汚染土壌を早急に除去する必要があるとの指摘があった。また漏えい原因を特定して対策を講じれば、貯水池を引き続き汚染水の保管場所として残せるとの意見も出た。東電は貯水池にある汚染水の全量約23000トンを地上タンクに移す作業を進め、既に2番からの移送を完了、1番からの移送を始めている。


2013425日 東京新聞 核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013042502000117.html

 

 ※追記
同日の東京新聞のトップ記事について、東京電力がコメントを発表。

4月25日 東京新聞1面(トップ)「汚染水破綻明かさず 東電、増設前「タンクに余裕」」について

 

 

 

 

 

« 気になるニュース 24 | トップページ | 眠いけど »

ニュース」カテゴリの記事

無料ブログはココログ