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2013年4月22日 (月)

気になるニュース 19

 

3.11後に知った上関原発・・・
引用書き起こし開始。

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*順風首相 地元から逆風 争点に上関原発 参院山口補選


第二次安倍内閣発足後、初の国政選挙となる参院山口県選挙区補選(28日投開票)。選挙戦最後の日曜日の21日、安倍晋三首相(自民党総裁)、民主党の菅直人元首相らが県内を遊説した。高い支持率を維持し順風満帆にみえる安倍・自民党だが、ここでは中国電力上関(かみのせき)原発(同県上関町)の建設計画の是非も争点になる。なし崩し的に原発推進にかじを切ろうとする安倍政権に対し、首相の地元からは逆風も吹く。(宮尾幹成)


◆素通り

補選は、自民の元同県下関市長・江島潔氏と民主を離党して無所属で出馬した元法相平岡秀夫氏による事実上の一騎打ち。山口県は保守王国。最近も知事選や衆院選の全てで、自民候補や自民が推す候補が圧勝している。

安倍首相は21日午前、自身の選挙区でもある下関市で江島氏の応援演説に臨んだ。県選出の自民党幹部や閣僚らが並んだ。

「日本に暗い雰囲気はなくなった」。首相はデフレ脱却に向けた安倍内閣の経済政策「アベノミクス」の成果が出始めているとアピール。だが原発には一言も触れなかった。

上関原発の早期建設を求める右田勝・上関町義(自民)は、安倍首相が争点を素通りしたことを「原発への世論はまだまだ厳しい。仕方ない」と受け止める。ただ、右田氏のような「積極派」は実は県内の自民関係者でも少数派だ。

福島第一原発事故後、県議会と県内全13市議会などは、上関原発計画の見直しを求める意見書を相次いで採択した。ほとんどは自民系会派を含む全会一致。県内で脱原発を求める意見は強い。安倍首相らが原発問題に触れないのも、こういう事情を考慮したものだ。

「中止」にまで踏み込む内容の意見書を採択した周南市議会の米沢痴達議長(自民系)は、原発推進に前向きな自民党が推す候補を支援することに「心の隅にわだかまりはある」と告白。その上で「江島氏もわれわれの思いは理解しているはず。現実には上関原発の建設は無理だろう。政治家は(個別政策でなく)全体で選ぶもの」と語る。

◆未完成

「首相は最近、原発の再稼働とか着工の可能性を示すような発言を繰り返している」

菅氏は21日午前、山口市内で平岡氏の決起集会に駆け付け、安倍首相の姿勢を批判した。菅氏も県出身の首相経験者。首相とあえて同じ日に入り、平岡氏の当選が原発ゼロにつながると訴えた。

集会には、みどりの風、生活の党といった脱原発を求める政党の議員が参加。原発の運転差し止め訴訟などを手掛ける河合弘之、海渡雄一両弁護士の姿もあった。

河合氏らのグループは昨年の衆院選の際、全国の選挙区で脱原発候補の一本化を目指したが、乱立・共倒れを防げなかった。その反省から「この選挙で団結して勝てば、7月の参院選での野党共闘に弾みがつく」(河合氏)との戦略を描く。

だが、脱原発を旗印にする野党共闘は未完成。日本維新の会やみんなの党などの支援は得られていない。中国電力労組を傘下に持つ連合山口も従来の「推薦」ではなく「支持」にとどめ、積極的な応援はしていない。そして共産党は新人・藤井直子氏を擁立し、独自に上関原発の計画中止などを訴えている。

平岡陣営には、県内の威信、みんな支持層についての情報がほとんどない。この日、県内4カ所で平岡氏の応援演説をした海江田万里民主党代表は、記者団に「共闘しようにも、現地での姿形がよく分からない」とこぼした。


[上関原発] 

中国電力が瀬戸内海に面する山口県上関町に建設を計画。20183月に1号機、22年度に2号機の営業運転開始を予定している。中国電は094月に準備工事に着手、同年12月に1号機の設置許可を国に申請したが、反対運動が激しく工事は進んでいない。113月の福島第一原発事故後、二井関成知事(当時)の要請を受けて工事を中断した。民主党政権当時の1210月、枝野幸男経済産業相は着工を認めない考えを示したが、中国電は建設予定地の公有水面埋め立て免許の延長を県に申請。山本繁太郎知事は当初、許可しないと明言していたが、安倍政権発足後の今年3月、判断を1年程度先送りする意向に転じた。


2013422日 東京新聞 核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2013042202000150.html

 

 

 

 

 

 

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