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2013年4月10日 (水)

気になるニュース 1

ちゃんと考えたことなかった気がする・・・。
引用開始。

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*県内「玉突き」にすぎず 米軍施設の返還合意

日米両政府が5日、沖縄県の嘉手納基地の南に位置する米軍施設・区域の返還計画で合意したことで、安倍政権は普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に消極的な仲井真弘多知事の軟化を促したい考えだ。しかし、全面返還には数々の前提条件が付き、不確実さは浮き立つ。計画には、基地機能を県内で動かす「玉突き」が目立ち、負担軽減につながるとは言い切れない。(生島章弘)

◆アメとムチ

「日米双方で(沖縄の)負担軽減の強い意志を示すことになった」

安倍晋三首相はルース米大使と会談後、誇らしげな表情で記者団に語った。

その後、並んで取材に応じた岸田文雄外相と小野寺五典防衛相も「普天間を除き返還時期を明確にしたのは初めて」 「具体的なスケジュールを示すことで、県も跡地利用計画を進められる」と、相次いで成果を強調した。

沖縄では県人口の8割が集中する、県庁所在地の那覇市を含んだ中南部の米軍施設・区域を返還するよう求める声が多い。県はこの地域の再開発が実現した場合に1兆円、その後の商業活動で年間9000億円近い経済効果がもたらされると見込む。

地元の期待に応えれば、埋め立て申請への理解を得やすくなると踏んだ首相は、2月の日米首脳会談で「私は辺野古に取り組む。その代り、嘉手納以南は目に見える形で成果を見せてほしい」とオバマ大統領に求めた。

民主党政権だった昨年4月、日米両政府は普天間移設と嘉手納以南返還を切り離して取り組むことで合意した。だが、安倍首相が両者を関係づけているのは明らか。地元が期待する負担軽減と引き換えに、埋め立てを認めるよう「踏み絵」を迫る姿勢にも映る。

沖縄県選出の自民党議員は「あからさまな『アメとムチ』だ。知事が埋め立てを認めなければ、返還がどうなるか分からない」と吐き捨てる。

◆ハードル

計画で明示された返還時期にはいずれも「またはその後」と、先送りの可能性がにじむ文言が入った。前提条件をクリアするのが容易ではないからだ。

核施設・区域はおおむね、今の役割を維持するため、「県内で機能移設後に返還」と条件が付けられた。

だが、那覇港湾施設の移設先の浦添市では、市長が受け入れ反対を表明。負担が重くなるほかの自治体にも同様の動きが広がれば、計画は有名無実となりかねない。

地元から強い返還要望が出ている牧港補給地区の一部など約140ヘクタールは、海兵隊の国外移転が前提となるものの、米国防費の大幅削減のあおりで実現を危ぶむ声が出ている。

もっとも、基地の整理・縮小をめぐり、日米間の約束はたびたび先送りにされてきた。自民党沖縄県連幹部は「新たに時期が示されたところで信用できない」と冷ややかだ。

5%足らず

政府は盛んに「負担軽減」をアピールするが、今回発表された計画が全て実現しても、県内の米軍施設・区域の5%足らずが引き渡されるだけ。返還対象の8割以上は、今ある機能を県内の別の場所に移転する「玉突き」にすぎない。

小野寺防衛相は「負担が軽減する自治体も、そうでない自治体もあるが、全体としては1000ヘクタール超が返還される」と意義を強調する。しかし、沖縄が担う安全保障上の役割や基地が集中する構図は大きく変わらない。

201346日 東京新聞 核心

http://www.tokyonp.co.jp/article/kakushin/list/CK2013040602000119.html

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